ほらね


すこし離れれば あっという間に



まるで出会ってなかったかのように


 他人のように





彼の存在が大きすぎて

一緒にいるとき

いつも あまりにも 近くみえるから

現実を見ると その距離の遠さに

めまいが する






実際には
見えも しないのだ



遠すぎて

交わらなさすぎて





なにが  ほんとうで
なにが 夢 なのか
よく わからない






そしてまた もどってくるのだろう

なにもなかったように






なにも聞けず 触れず 知れず







わたしたちは 所詮 わたしたちだ






おわることすら 赦されない

それでも