あんなにも くるしかったのに
こんなにも 癒されてしまった
ああ 受け入れてもらうということは
大切に されるということは
もしかしてこういうことなのかと
流されてしまってもいいのか
こんなにも 簡単に
ちらりとよぎる
彼は きたのだろうか
インターホンを鳴らして
待っていたのではないか
なんて
でも、 それでも
にげることをえらんだのだ
そうした先に
ほしかった温もりが
あった
聞いてみたい
いいの?
わたしはもう その手をとるよ
なんて
おめでとう と言うの?
簡単なやつだな なんで笑うの?
それとも 泣くの?
知る術はなく
言う術もなく
このまま
どこかへ言ってしまうのだろう
名もなき関係をすごした一年間が
こんなにも消化されずに
けれど 仕方ないと 言い聞かせて
流して 流されて
そうね
ねえ
やっぱりあなたは
どこまでも
残酷で 優しい人ね
もう ふりかえらないよ
どれだけ好きでも
このぬくもりを 選ぶ
赦してよ
正しい道を選びたいの
ごめんね
さようなら