毎年

毎年



懲りもせず

飽きもせず



思うのだ




あーあ、
やっぱり  大っ嫌いだ  と。





期待するからいけないんだと

わかっている



求めることが間違っているのだと

わかっている







おもいだしたように 昼間に


おめでとうと 言われて



すこし ホッとしたような

やっぱり がっかりしたような





それでもかすかに期待して






だけど なにも こんな日に


そんな話をすること ないじゃないか






そんな 好きなんだなって

大切なんだなって

ずっと過ごしてきてるんだなって

思うような話しなくても

いいじゃないか




他人にとってのただの一日を

自己中心的に

特別に 感じることが

間違っているのだ




ああ、馬鹿らしい


なんて、馬鹿なのだ わたしは。





1日の終わるすこし前


それでも きてくれるのではないかと

なにもなくても

それでも

 会いにきてくれるのではないかと



そんな

期待の証拠に

自分で自分に贈った

ローズの香りを

すべらせながら




耳元から聞こえる 話で

どん底に落ちた





日曜日 休みだった


あいつと 遊ぶために

休みとってたんだった







平気なふりして

そのあとも 話していたけれど



うん


もう いいや



手放そう






大丈夫


今日はもう 終わるから







バカヤロウ




ほんとは わたしも

もう一度くらいは


あなたと デートが してみたい





欲しいのはそれだけなの





それだけだったの





さよなら