棘にシロップ届いた珍しい 長文を 何度も なんども ナンドモ読み返しては吐き出した息が 震えて視界が 滲んだそれだけが 望みだと彼は言ったけれど真に受ける勇気はもう なかった奈落の穴から引っ張り上げて欲しくなんかないここでじっと ずっとしずかに 崩れていきたいわたしのことを卑怯だと 言った彼に心底 ホッとした