歩き疲れた体を癒して
たくさん たくさん
本を読んだ
好きなものを食べて 飲んで
真っ赤なバラを2輪 飾った
花びらが全部落ちたら
おしまいなんて
おとぎ話のようなことが
ちらり と頭をよぎったけれど
そんなことしなくても
とっくに終わってるじゃない
と囁かれたのだった
今日はきっと
よく眠れる
そう思うと ホッと安心した
夢は もう みない
今日の夜は はやくベッドに入ろう
そうして 明日の朝は
うんと はやく起きよう
何事もなかったかのように
すべてを 取り戻して行くのだ
先のことなんてわからないから
今が楽しかったら
それでいいじゃないですか
なんて 言っていたのが
なんども なんども 繰り返される
ね、だから
それじゃだめなんですって
言ったじゃないですか
心の中だけで
小さく 届かぬ抗議を彼に
