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電車が来るまでの時間
彼のことを すこし 考える


ぼんやりとした思考は
ふわり ふわりと
浮かんでは 消えた



笑っていたら いいなと思う


わたしと過ごした時間なんかより
もっと もっと
陽の当たるところで



今は笑ってもいいのかなと
言っていた彼を
ふと 思い出して

そう 思った




わたしの 本当の1人は
ここからが スタートで


はじまってみれば
静かな世界に
存外 落ち着いた



歩き始めてしまえば
きっと
わたしも彼のことは
どこかに隠して

君のことばかり 思い出すのだろう




君を 失った季節とは
正反対な今日は


やさしく 風が
頬を 腕を首筋をなでて


きっと わたしも 笑って
君を取り戻せるかな