不可欠的要素朝目覚めれば寄り添うように 丸まるふたつの、ぬくもりつい くせで一人分のスペースはあけたままに 眠りにつくそれでも 大切にするふたつがあるからそのふたつを大切にできるならもうそれだけで十分 しあわせなのだ雨の昼下がりゆらゆら ゆられながら気を紛らわせるために本を開くそうして文字や 音や 映像でいまはごまかしておなかと 足の間にたしかに存在するふたつを 感じてしずかに 心を閉ざすことに した