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朝目覚めれば
寄り添うように 丸まる
ふたつの、ぬくもり


つい くせで
一人分のスペースは
あけたままに 眠りにつく



それでも 大切にする
ふたつがあるから

そのふたつを大切にできるなら
もうそれだけで
十分 しあわせなのだ



雨の昼下がり

ゆらゆら ゆられながら
気を紛らわせるために
本を開く


そうして文字や 音や 映像で
いまはごまかして



おなかと 足の間に
たしかに存在する
ふたつを 感じて




しずかに 心を閉ざすことに した