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明日家帰らないかもしれないし
なんて
さらっと放たれた棘が

ちくりと ささった



きっと日曜日のわたしと彼のように

誰かとすごして
その誰かと次の日
ともに笑い合うのだろう




行き先は告げず
前もって用意したチケットを
スマートに渡して

混んでるねーなんて言えば
紳士的にエスコートして

おわりまできっちり
喜ばせて




悪いことなんて
なにひとつないのに

どうしても こんなにも
消化不良




でも そうして
わたしのうとましさに気づいて
手放してくれればいい



そうして その誰かと
笑いあっていてほしい


そう自分に言い聞かせて

いい人ぶることでしか
彼から離れる方法が なかった




おやすみなさい

もう 楽しくなくなってきたな
なんておもってる頃かな


わたしってほんとに
つまんないでしょう?と
いつだったか 言ったのを

せめて いつか どこかで
そうだったな なんて
思い出してくれるのだろうか