ただ


ただ

あたたかいところで

腕の中で

本を読んで


たったそれだけ


そんな時間が過ごしたいだけなのに



せかせかせかせか

時間が流れて行ってしまう



この生活を続けて行く限り

そういう時間は失い続けていくのだろう



正念場なのか、潮時なのか

考えようともせず

ただ

逃げていた