ウォー・トゥー・ストップ・ザ・ウォー | 海兵隊員AEGISの凸凹軍功記( ̄∀ ̄)

海兵隊員AEGISの凸凹軍功記( ̄∀ ̄)

萌えと燃えとミリタリーが好きなaegisのなんかようわからん奮闘記。
BF4の発売を控え、興奮しつつBF3の戦場を駆け巡る。
題名とは裏腹にロシア陸軍に配属されることが多い模様。
三流以下の同人系小説やイラストを気まぐれで上げたりして。
エロは至高だ!!ヾ(@゜▽゜@)ノ

2015/10/2 PM03:00 ロシア、高度7500m上空にて

『新生派航空部隊との戦闘に入る。基本のツーマンセルにて行動し、無理にドッグファイトには持ち込むな。全機。戦闘準備!!!!!!』

Su-27を主軸とする現政権派ロシア軍航空部隊が敵対派閥となってしまった新生派ロシア軍攻撃部隊との戦闘に入ろうとしていた。

敵機は全てで15。こちらは12。数ではこちら側が不利となっていた。

『ポーイスク1からチェーニ1へ。敵機を視認。戦闘態勢に入る。』

『チェーニ1からポーイスク1へ。こちらからも確認した。カバーする。』

現在彼らが離陸した基地は新生派に囲まれる形で辛うじて現政権派が握っている。

近くの航空兵器開発工場では辛うじて現在もSu-27を主に生産されているが新生派が掌握している基地の方が圧倒的に多い。

都市戦もすでに各地で始まっており。両方前進と後退を繰り返していた。

ロシアと言う大国が内戦を行うと言うのは思っていた以上の長期化につながっていた。

現政権に対し不満を持ち。かつてのソビエトへの思いを持つ若者、ソビエトを生きた政治家。

そんな者たちは現政権派が思っていた以上に多かった。

ロシアは同じく肩を並べるアメリカと同等の兵力と技術を持っている。

内戦開始の際決められた核の不使用。

抑えきれなくなった現政権への不満が爆発した今内戦で本当に守られるのかは誰一人として確証を持てなかった。

『ロシア軍ポーイスク1から新生派へ。攻撃を仕掛ける前に訊く。今からでも遅くない。俺たちと一緒に行かないか?』

タックネーム、ポーイスク1が新生派のSu-27に問うた。

『マースカ2よりポーイスク1へ。我々は皆現政権へに対し、強い不満を持っている。それは聞き入れられない。』

『・・・。そうか。ならば我々も手加減はしない。ベータ、敵機を殲滅する!!』

『ラジャー。』

派閥が分かれる前は彼らは同じ国家を守る同士であり同志だった。しかし現在はその志は変わり、敵として向き合っている。それはアルファにしてもシグマにしてもつらく本当ならば認めたくない物だった。

『ポーイスク1よりチェーニ1へ。敵機はSu-27、Su-37が一機ずつだ。37は俺が殺る。27は頼んだ。』

『了解。キート、死ぬな。』

チェーニ1はあえて今、彼のあだ名で声をかけた。自分が付けた親友のあだ名で。

『・・・分かってる。生きて一杯やろう。隠しておいた良いウォッカがある。』

『そりゃぁ良い。』

Su-27を操る二人のパイロットは互いにスロットルを吹かし大空を他の仲間と共に飛ぶ。


2015/10/05 AM11:00 ウクラインカ基地 ブリーフィングルーム

一週間の共同訓練はそう難しい物でもなかった。疲れたが。

ヘイロー降下、パラシュート降下の訓練、緊急に備えたロシアの武器へのなれ。

どれもこれも本国でもやっていたことが多かった。そもそもグリーンベレーと言う物は敵地の民間人との厚い信頼を持つことで順調にオペレーションを進めようとするものである。

場合にもよるが破壊活動、諜報活動を行う特殊部隊にとって敵地への侵入、進行は持っているべき能力だった。

ロシアとの共同訓練だったが1週間で互いの家族について話せるほどの信頼は持つことができた。

「これから諸君らアメリカ軍特編精部隊と我々現政権派スペツナズには一路アメリカへと戻ってもらう。」

大佐が言った今の一言。それは俺たち特編精にもスペツナズにも驚きの情報だった。

「大佐、それはどういうことですか?我々アメリカ軍はロシアにて作戦をすると上官に言われここまでやってきました。それをアメリカに返すとはどういうことですか!?」

SEALsでもだいぶ若いうちに入るロッツ軍曹が問う。他のやつもそうだそうだとロッツに乗る。

「これから諸君らに向かってもらう場所はここからはるか向こうに位置している。その間には現政権派と新生派の武力衝突地域も点在してる。諸君らの戦死に対してはアメリカ政府からは作戦上の避けられない被害と言う扱いをする許可をとっている。しかし、スペツナズを捨てるわけにはいかない。」

兵士は駒だ。結局は壊されればそれで終わり。使い捨ての駒。入隊してからそれは痛いほど教え込まれている。

それが兵士であり俺たちだ。戦場に出れば俺たちは人ではなく駒なのだ。

生きるために戦い死ぬために戦う。そのどちらとも俺たちは闘っている。

それを分かっているからこそ俺たち全員大佐にはなにも言えなかった。だが、実戦にも出ない士官のジジイに言われることに対しては怒りを覚えた。

「作戦の根本的部分は我々ロシア軍は知らされていない。諸君らはアメリカに戻り、そこで諸君らの本当の作戦司令官から作戦の全貌を聴かされる。以上だ。」

そう言うと大佐は一週間前と同じように部屋を出て行った。

その後に残ったのは俺たちアメリカ特編精隊とスペツナズの思い空気だった。



つづく