投手は特に爪には慎重になります
(僕はアスリート以外の人たちの爪も護りたいですが)

世界の大谷選手になり

爪のアクシデントでも連日連夜沢山報道されています

しかし

10年以上プロ投手として活躍したからと言って

当時のやり方が正しいのか⁉️

それは完全に間違いですね

ある記事を引用させていただきました

大谷さんの爪問題でた時、アクリルパウダーとリキッドを使って補強すればいいのにって思っていましたが、ピッチャーの爪問題はそういう次元の話じゃないのかなあとも思っていました。
しかし、先日解説の五十嵐さんも現役時代、ジェルを塗って爪を分厚くして補強していたと仰っていたので、やはり女子のネイルケアと同じかんじなんだ!と。

一度割れてしまうとジェルだけでは意味無いのですが、アクリル先にを使うとめちゃくちゃ固く厚みも出せて、がっつり割れていても何もなかったかのように補修できます。
大谷さんは結局今どう処置しているのか

爪が割れたり欠けたりすると、ジェルやアクリルを着けると言う情報が出ています。

一般人の方なら正解です。

しかし

ここからが私の知識でお話しさせていただきます

160キロを超す豪速球を投げる爪には真逆の効果なんです。

何故なら爪を硬く分厚くするということはボールからかかる相当な力(爪圧)を爪特有の柔軟性で吸収出来くなるからです。

何も施していない自爪であれば、弾力があることで指先やつま先から受けた圧力をうまく受け止め ながら反発するという動作をします。 
しかし、硬い板があることで柔軟性は失われます。反発の力がいきなり大きくなるのです。 

爪は負荷が掛かれば折れたり割れたりして大怪我を回避します。
しかし
がっちりと固定されてしまって圧力を上手く受け止められなくなれば、最初のひび割れ以上にひどく爪を損傷します。 
最悪の場合は爪床から剥がれます。
こうなると、ボールを投げることはできません。

爪ごと剥がれるリスク以外には、一度覚えた爪の厚みによる錯覚で自爪が薄い弱いと感じてしまったり、自爪でのコントロールの感覚が変わります。 イップスのリスクも出てきます。
爪の反発が大きくなったことで、他の部分の成長やトレーニングが追いつかないことによる怪我、スタミナの問題もあります。

ジェルやアクリルではありませんが、瞬間接着剤で亀裂を補強している人もいるかもしれません。
硬まっても汗などの水分が付着すると緩む(外れる)性質を持っています。 これも亀裂を大きくしてしまうので、瞬間接着剤での補修もNGです。
     
爪だけでなく他の部位に負荷がかかり再起不能なほどの怪我につながっていたら「ジェル ネイルをしなければ良かった」と後悔もします。

何千万、何億と稼ぐプロアスリートの人生、家族、関係者の人生もこの小さな爪で変わってしまう可 能性があります。
ジュニアやアマチュアの場合、将来の希望や夢を絶たれることになります。 
おしゃれネイルの補修技術を安易にせず、リスクを理解して おく事が大切です。 

アスリートも爪のセルフケア方法を知り筋肉や骨、道具と同じ様に普段から自分で爪をケアし状態を観察する事が大切です。
体から見れば小さな爪ですが、とても大切な部分です。