マルチモニタいいよ その3
さてさて、ちょっと間が空いてしまったけど、マルチモニタ用に使ってるツール紹介。今回はこれ。
software:マグネットウィンドウ(MagnetWindow)
こちらの作者のページの先頭に出ているマグネットウィンドウ(MagnetWindow)というソフトだ。
これは、ウィンドウ同士の枠をくっつけて、キレイに表示できるようにするのが基本機能のツールだ。
まあ、他にも色々機能がある。
ちなみに、前に紹介したMulti Monitor Extensionの機能で、「モニターの端にウィンドウを引っ付ける」というのは、これを使っているのでチェックを入れていなかった。
各機能紹介は設定画面を見ながら。
設定画面を開くとタブがいくつかある。
普段使うことのあるタグは「マグネット機能」「キー操作機能」「無効ウィンドウ機能」くらいのはずなので、ここでの解説はこれらだけにとどめる。
まず、いっぱい開いた画面の整理を行うのに有効な、このツールの基本機能「マグネット機能」タブだ。
マグネット機能関連のチェックボックスが並ぶ。
①くっつく機能のチェックボックス
基本は「デスクトップにつく」「タスクバーにつく」「ウィンドウ同士でつく」だ。
デスクトップはデスクトップの端にくっつくこと。
マルチモニタしていても、各モニタの端にピタッとつく。モニタの間のところでウィンドウの端っこが行ったりきたりすることがなくなるので、すこぶる気持ちがいい!
タスクバーにつく、はまさに文字通りの意味。
ウィンドウ同士でつくも同様。
これらのマグネット機能は、ウィンドウの移動だけでなく、サイズ変更でもくっつく動作をしてくれる。
②くっつく力の設定
どのくらいウィンドウ同士やウィンドウと画面枠が近づいたら強制的にくっつけるかの設定だ。
デフォは10だが、比較的大きい画面を使っているなら20位にしておいた方が快適に使える。
③はみだし防止
そして一番下のはみ出し防止部分。
「デスクトップからはみださない」で、ウィンドウがデスクトップから外にはみだして移動することができなくなる。
マルチモニタで使っていれば、わざわざウィンドウを画面の外に移動させてその下を見るというような混雑はないだろうから、この機能はオンでイイだろう。
その下の「タスクバーにかぶらない」は「デスクトップからはみださない」の拡張で、はみださない範囲にタスクバーも含めるというもの。ただし、マルチモニタではこのチェックは有効でない。
マルチモニタしてる人はわかるが、タスクバーはメインモニタにしか表示されない。
だから、「タスクバーに~」が機能するとメインとサブのモニタで動作が異なってしまうためのようだ。
続いて、「キー操作機能」タブ。
ここでは、ショートカットキーの設定等が行える。
①ショートカットキー設定
ショートカットキーでは、マグネット機能を補助するような能力と特殊なウィンドウ表示に対する機能制限を無視するような能力を使えるようにできる。
・ひっつかない
・縦横比率固定サイズ変更
・ペアリング移動(ひっつけたウィンドウを一緒に移動)
・強制スナップ移動(iTunes等で有効)
・ウィンドウ半透明化
・最前面表示固定
・中央移動/四隅移動
・強制サイズ変更(サイズ変更出来ないウィンドウに有効)
という各機能が設定できる。
自分自身が設定しているのは「ペアリング移動」「中央移動/四隅移動」「ウィンドウ半透明化」の3つだけだが、人によっては「縦横比率固定サイズ変更」や「最前面表示固定」あたりは便利な機能だろう。
ちなみにウィンドウ半透明化を設定すると、こんな感じになる。
②マウスホイールの機能設定
マウスホイールに関する機能強化も出来る。
この中でも特に、「マウス下のウィンドウにホイールを通知」はかなり強力な機能だ。
他のウィンドウに部分的に隠されているウィンドウの、隠されている部分を見たい場合等にそのウィンドウの部分にマウスを持っていくだけでホイールしてくれる。
フォーカスを移す必要がないので、テキストエディタで打ちながら、隣で開いて参考にしているブラウザをホイールでスクロールさせるようなシチュエーションで使うことが自分は多い。
マウスは隣のブラウザに置いたまま適当なタイミングでスクロールだけさせて、フォーカスはエディタのままなので、キーボードからの入力はそのまま続けられるので非常に便利だ。
個人的にはこの機能が一番重宝している。
そして、「無効ウィンドウ機能」。
対象のウィンドウに対して、このマグネットウィンドウの効果を個別に無効にする設定だ。
この機能を有効にするかどうかのチェックボックスが一番上にあり、「無効にしたいウィンドウ」のエリアと「無効中のウィンドウ」のエリアが上下にある。
ここでまず注意だが、ウィンドウズとかPCとかあまり詳しくない、という人はここはいじらない方が無難かもしれない。
画面を開けると、設定していないはずなのに既に無効中のウィンドウがいっぱいある。
これらはウィンドウズのシステムが表示している各種のボタン類等も表示されているからだ。
また、無効にしたいウィンドウの中には、今実際に画面上に見えるウィンドウ以外のよくわからないものもあるかもしれない。
基本わからないならいじらないという方向でやってみて欲しい。
どうしても無効にしたいウィンドウがあるという場合は、captionという部分がウィンドウのタイトルバーに表示されている文字なので、それを頼りに処理をする。
まずは「無効ウィンドウ機能を有効にする」のチェックボックスにチェックを入れる。
「無効にしたいウィンドウ」のエリアから、該当のcaptionがある項目を選択して反転させ、「↓追加」というボタンを押す。
これで下のエリアにその情報が移動するはずだ。
これで無効化は完了。
無効化を解除したい場合は、対象を無効中のウィンドウの中から選び、「↑削除」を押せば上のエリアに戻ってくる。
繰り返すが、よくわからないウィンドウを無効化したり、無効化を解除しないように注意して欲しい。
動作がおかしくなったとしても、自分もこのアプリケーションの作者も責任は持てない。
今回紹介していない機能部分は、自分は使っていないかもしくは作者自身が本来でバックに使っていた部分を機能として残している部分かだ。
無効化の機能と同様にウィンドウズや開発知識がないと判りづらい部分があるためユーザ側は無理に使わなくても良いと思う。
それと、このソフトは32bit版と64bit版が別々に準備されている。
今回自分の環境は64bit版を使用しているため、そちらで紹介している。
インストールする際に、間違えないように注意して欲しい。
software:マグネットウィンドウ(MagnetWindow)
こちらの作者のページの先頭に出ているマグネットウィンドウ(MagnetWindow)というソフトだ。
これは、ウィンドウ同士の枠をくっつけて、キレイに表示できるようにするのが基本機能のツールだ。
まあ、他にも色々機能がある。
ちなみに、前に紹介したMulti Monitor Extensionの機能で、「モニターの端にウィンドウを引っ付ける」というのは、これを使っているのでチェックを入れていなかった。
各機能紹介は設定画面を見ながら。
![macsimのブログ-MW設定画面0](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/17/ec/j/t02200243_0502055510342693192.jpg?caw=800)
設定画面を開くとタブがいくつかある。
普段使うことのあるタグは「マグネット機能」「キー操作機能」「無効ウィンドウ機能」くらいのはずなので、ここでの解説はこれらだけにとどめる。
まず、いっぱい開いた画面の整理を行うのに有効な、このツールの基本機能「マグネット機能」タブだ。
![macsimのブログ-MW設定画面1](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/55/4f/j/t02200243_0502055510342693194.jpg?caw=800)
マグネット機能関連のチェックボックスが並ぶ。
①くっつく機能のチェックボックス
![macsimのブログ-MW設定画面1_1](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/d8/8d/j/t02200243_0502055510342693196.jpg?caw=800)
基本は「デスクトップにつく」「タスクバーにつく」「ウィンドウ同士でつく」だ。
デスクトップはデスクトップの端にくっつくこと。
マルチモニタしていても、各モニタの端にピタッとつく。モニタの間のところでウィンドウの端っこが行ったりきたりすることがなくなるので、すこぶる気持ちがいい!
タスクバーにつく、はまさに文字通りの意味。
ウィンドウ同士でつくも同様。
これらのマグネット機能は、ウィンドウの移動だけでなく、サイズ変更でもくっつく動作をしてくれる。
②くっつく力の設定
![macsimのブログ-MW設定画面1_2](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/33/a0/j/t02200243_0502055510342693197.jpg?caw=800)
どのくらいウィンドウ同士やウィンドウと画面枠が近づいたら強制的にくっつけるかの設定だ。
デフォは10だが、比較的大きい画面を使っているなら20位にしておいた方が快適に使える。
③はみだし防止
![macsimのブログ-MW設定画面1_3](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/54/7e/j/t02200243_0502055510342693199.jpg?caw=800)
そして一番下のはみ出し防止部分。
「デスクトップからはみださない」で、ウィンドウがデスクトップから外にはみだして移動することができなくなる。
マルチモニタで使っていれば、わざわざウィンドウを画面の外に移動させてその下を見るというような混雑はないだろうから、この機能はオンでイイだろう。
その下の「タスクバーにかぶらない」は「デスクトップからはみださない」の拡張で、はみださない範囲にタスクバーも含めるというもの。ただし、マルチモニタではこのチェックは有効でない。
マルチモニタしてる人はわかるが、タスクバーはメインモニタにしか表示されない。
だから、「タスクバーに~」が機能するとメインとサブのモニタで動作が異なってしまうためのようだ。
続いて、「キー操作機能」タブ。
![macsimのブログ-MW設定画面2](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/fc/a4/j/t02200243_0502055510342697557.jpg?caw=800)
ここでは、ショートカットキーの設定等が行える。
①ショートカットキー設定
ショートカットキーでは、マグネット機能を補助するような能力と特殊なウィンドウ表示に対する機能制限を無視するような能力を使えるようにできる。
![macsimのブログ-MW設定画面2_1](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/a3/e7/j/t02200243_0502055510342697558.jpg?caw=800)
・ひっつかない
・縦横比率固定サイズ変更
・ペアリング移動(ひっつけたウィンドウを一緒に移動)
・強制スナップ移動(iTunes等で有効)
・ウィンドウ半透明化
・最前面表示固定
・中央移動/四隅移動
・強制サイズ変更(サイズ変更出来ないウィンドウに有効)
という各機能が設定できる。
自分自身が設定しているのは「ペアリング移動」「中央移動/四隅移動」「ウィンドウ半透明化」の3つだけだが、人によっては「縦横比率固定サイズ変更」や「最前面表示固定」あたりは便利な機能だろう。
ちなみにウィンドウ半透明化を設定すると、こんな感じになる。
![macsimのブログ-MW設定画面2_sample](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/80/36/j/t02200124_0800045010342697561.jpg?caw=800)
②マウスホイールの機能設定
マウスホイールに関する機能強化も出来る。
![macsimのブログ-MW設定画面2_2](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/28/a2/j/t02200243_0502055510342697559.jpg?caw=800)
この中でも特に、「マウス下のウィンドウにホイールを通知」はかなり強力な機能だ。
他のウィンドウに部分的に隠されているウィンドウの、隠されている部分を見たい場合等にそのウィンドウの部分にマウスを持っていくだけでホイールしてくれる。
フォーカスを移す必要がないので、テキストエディタで打ちながら、隣で開いて参考にしているブラウザをホイールでスクロールさせるようなシチュエーションで使うことが自分は多い。
マウスは隣のブラウザに置いたまま適当なタイミングでスクロールだけさせて、フォーカスはエディタのままなので、キーボードからの入力はそのまま続けられるので非常に便利だ。
個人的にはこの機能が一番重宝している。
そして、「無効ウィンドウ機能」。
![macsimのブログ-MW設定画面3](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/51/d1/j/t02200243_0502055510342700846.jpg?caw=800)
対象のウィンドウに対して、このマグネットウィンドウの効果を個別に無効にする設定だ。
この機能を有効にするかどうかのチェックボックスが一番上にあり、「無効にしたいウィンドウ」のエリアと「無効中のウィンドウ」のエリアが上下にある。
ここでまず注意だが、ウィンドウズとかPCとかあまり詳しくない、という人はここはいじらない方が無難かもしれない。
画面を開けると、設定していないはずなのに既に無効中のウィンドウがいっぱいある。
これらはウィンドウズのシステムが表示している各種のボタン類等も表示されているからだ。
また、無効にしたいウィンドウの中には、今実際に画面上に見えるウィンドウ以外のよくわからないものもあるかもしれない。
基本わからないならいじらないという方向でやってみて欲しい。
どうしても無効にしたいウィンドウがあるという場合は、captionという部分がウィンドウのタイトルバーに表示されている文字なので、それを頼りに処理をする。
まずは「無効ウィンドウ機能を有効にする」のチェックボックスにチェックを入れる。
![macsimのブログ-MW設定画面3_1](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/8e/3f/j/t02200243_0502055510342700850.jpg?caw=800)
「無効にしたいウィンドウ」のエリアから、該当のcaptionがある項目を選択して反転させ、「↓追加」というボタンを押す。
![macsimのブログ-MW設定画面3_2](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/80/45/j/t02200243_0502055510342700853.jpg?caw=800)
これで下のエリアにその情報が移動するはずだ。
これで無効化は完了。
![macsimのブログ-MW設定画面3_3](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/82/48/j/t02200243_0502055510342700855.jpg?caw=800)
無効化を解除したい場合は、対象を無効中のウィンドウの中から選び、「↑削除」を押せば上のエリアに戻ってくる。
![macsimのブログ-MW設定画面3_4](https://stat.ameba.jp/user_images/20091216/12/macsim/4d/d1/j/t02200243_0502055510342700856.jpg?caw=800)
繰り返すが、よくわからないウィンドウを無効化したり、無効化を解除しないように注意して欲しい。
動作がおかしくなったとしても、自分もこのアプリケーションの作者も責任は持てない。
今回紹介していない機能部分は、自分は使っていないかもしくは作者自身が本来でバックに使っていた部分を機能として残している部分かだ。
無効化の機能と同様にウィンドウズや開発知識がないと判りづらい部分があるためユーザ側は無理に使わなくても良いと思う。
それと、このソフトは32bit版と64bit版が別々に準備されている。
今回自分の環境は64bit版を使用しているため、そちらで紹介している。
インストールする際に、間違えないように注意して欲しい。