ヤフーニュースで気になる記事がありました。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000002-flix-movi

 

今の時代?当たり前になった感もあります、いわゆる芸能人がアニメ映画の吹き替えをする話なんですが、芸能人を起用する意味がいまいち良く解らないんです。

単純に作品を多くの人に見せる為の演出なのか?

声優に起用した芸能人のファンの層の取り込みなのか?

他にも荒を探せば出てくると思いますが、

全て曖昧と捉えられない話だと思うわけです。

そもそも作品に自身あればプロの声優使えば済む話です。

*まあこの辺の判断は配給会社等上層部の意向や思惑も相まって、監督の思いから逸脱した結果、芸能人の起用等もあるかも知れませんが・・・。だとしたら悲しい話です・・・。

 

大体、そもそも私はこの風潮は基本的に反対なんですね。

ただし、「基本的」としたのは、中には成功と言うか、まあ妥当と判断されるケースは少ないながら有るためです。

あからさまに合わないケースが基本的に反対と言う意味です。

また生粋のアニメファンだったり、数十年の間、真面目に作品としてアニメを見て来た人達からすれば、作品を冒涜してると言って良いケースも見られます。

 

それにそもそも、アニメ業界には「声優」と言う確立されたプロ集団が存在します。

それはつい最近出来た話でなく、

四半世紀も前から存在し続ける声のスペシャリストなんです。

 

もちろん声優さんも最初は芸能人と同じスタートラインでした。

俳優やテレビの仕事の傍ら、吹き替えを行う今でこそ確率された「マルチタレント」的な事もされた時代です。

しかし、時代を重ねるごとに、アニメも進化し続け、声優と言うプロが必要になったんですね。*並行して洋画の映画・ドラマ等の吹き替えも同様の経緯を辿ります。

 

私は、アニメの出来を左右するのは、脚本や背景やキャラクター、音楽等もさる事ながら、それら最後の締めの部分に存在する最後の砦が声優の声だと私は思います。

 

しかし、思い返せば、スタジオジブリから芸能人を半ば「宣伝目的・売名行為」的な、一種のビジネス戦略で芸能人を声優として起用する有る種の「スタンダード」が、一定層のアニメ業界(某有名監督やプロデューサー等)で流行し、その流れがアニメスタジオ等にも飛び火し、今日まで受け継がれています。

*ですから私は魔女の宅急便までしか基本的に評価してません。

 

     私はこれを「悪しき風習」と敢えて断言します。

 

正直芸能界・芸能人は基本的に、自分自身を一個人を商品とし、自分自身を表現する立場の人達だと思いますが、一方で声優業界はそれら芸能界での行動を全て「声」だけで表現する有る種の「名人芸」の域だと考えます。*昨今のアイドル声優等はまた別です。

 

また、ここまで成熟させる為に、声優さん達は、各種の声優養成所に入所し、基本動作・所作から発声練習、厳しいレッスンやいろはを学んで、尚且、その中から選ばれた数人の人達だけが、その先の競争率が高いアニメ作品のオーディションを行い選考されて、ようやくマイクの前に立ったとしても、それは実は、端役でも無いたった数行のセリフだけでも、全ての力を入れて仕事をされています。

 

一方で芸能人はもちろん声優さん達同様、厳しい教育やレッスン等を真面目に勉強されてる事務所所属の方も居れば、ルックスだけで選ばれロクな教育や勉強も経ないで、即興で仕事してる人達も居るわけです。*もちろんこの記事の芸能人を指してはいません、あくまで一般論です。

 

私が思うに、変な喩えですが、

一流レストランで出される料理は、一見して確かに美味しいが、

料理人は家庭料理を作る奥さんが調理してました。

的な意味合いがこの風潮に多分に有ると思います。

確かに美味しい場合もあれば、不味い場合も有るわけですね。

奥さんの料理の腕如何で。

しかしこれはあくまで家庭の話。

家庭料理ならいざ知らず、お金を出して下手したら不味い料理を食べさせられたらそのお店は潰れますよね?

 

これは芸能人の声優起用にも言えると思います。

もちろん芸能人を起用しある意味成功した例もあります。

もちろん皆さんが知るあの作品です。

それに関しては私も稀なケースと判断し否定は敢えてしません。

 

何れにせよ、作品を活かすも殺しも声優次第になるものが、

アニメ映画やアニメ作品だと思うので、芸能人の声優起用に対しては反対です。

 

なお、あくまで個人的感想ですから、上記でお話した関係者や第三者に対し他意は無いことは申し上げて置きます。