90年台頃にストリートファッション業界ではアウトドアファッションブームがありまして、パタゴニアを始めとするアウトドアメーカーのアイテムを着る人達が多かった時代がありました。

私もその中の1人でありました。ただ私の場合は、単なるファッションアイテムでなく、その機能美等にも惚れ込んだ部分がありました。当時のアウトドア故のビビッドなカラーリングやフリースウェア、マウンテンパーカー等が大人気でして、一時期は高値で販売されていた記憶がありました。

 

写真のジャケットは「ファイヤーボール」と言う製品で、98年から2000年までの僅か3年の間だけ販売されていたジャケットでした。

当時はこれまた大人気であった「ダス・パーカー」の陰?に隠れた形で販売されたのか、あまり人気?も無かった記憶がありました。所謂フードがないダス・パーカーの位置付けだったと思います。

その内の98-99年製は「Made in USA」とアメリカ製造だった大変貴重なものでした。特にサイズが「XS」と、今でこそ「アジアンフィッティングモデル」が存在しますが、それが無い時代、Sサイズでも「馬鹿でかい」このモデルに至って言えば、これまたレアなジャケットでした。中綿に化学繊維を使って居たので、右側ポケットを裏返す事で「パッカブル」になる優れものでした。ただ、実際に使用して感じたのは、化学繊維なので、ダウンジャケットと比べるとやはり寒い感じでした。ただ、化学繊維特有のメリットは多くあり、コンパクトに収納可能で有ったり洗濯も容易に行えて、直ぐに乾く点は素晴らしいものがありまたね。

その後、このモデルの後継に当たるものが、当時から並行して作られていた「パフボール」と呼ばれる商品群として、引き継がれる?形で販売されてましたが、この頃には中国製やタイ製に置き換わりましたので、やはり「Made in USA」に弱い私としては関心を引く事はありませんでした。

因みに、諸事情あってこのジャケットは手元にはありません、実に残念です。