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先日、とうとうイスラエルのネタニヤフ政府がパレスチナのガザ地区、ラファに対して空爆を開始しました。

 

更に地上からは地上作戦を開始し、ラファに追い込まれた百数十万人のパレスチナ人を、生命の危機に追い込んでいます。

 

ガザ地区の北部からイスラエルの空爆によって、南に南に逃げてきた人々が、ついに最南部のラファにまで追い込まれてしまった。

 

そしてこの空爆に地上作戦です。

 

もうこれ以上は南には行けません。

 

この、空爆開始のニュースを目にしたとき、私は職場で周囲の人々にさりげなく、投げかけてみました。

 

『ガザ地区のラファでついに空爆が開始されたようだ』

 

この言葉に、反応できた人は、『1人も』いませんでした。

 

『パレスチナって何ですか?』

 

『ラファ? ガザ地区? それって何ですか?』

 

そんな表情でした。

 

パレスチナで何が起こっているのか、ほとんどの日本人は興味が無いようです。

 

日本の報道は普段から薄っぺらいものばかりです。

 

この、空爆開始については、TVのニュースでは一切確認ができませんでした。

 

恐らく、報道が規制されているのでしょう。

 

日本では、アメリカに都合の悪い報道はされない傾向があります。

 

この、パレスチナで起きているイスラエルによる人間大虐殺を、アメリカ政府が強く支持しており、アメリカの奴隷である日本も当然、アメリカからの指示により(指示がなくとも空気を読んで)イスラエルを支持しており、日本ではイスラエルを支持するだけでなく、同国から兵器まで買い続けているのです。

 

知っていましたか?

 

現在のイスラエル政府は『現代のナチス』です。

 

被害者はパレスチナ人のみならず、一般のイスラエル国民も同様です。

 

イスラエル国民の政府に対する怒りも一切、日本では報道されていない印象です。

 

 

いったいこの国(日本)はどういう国なのでしょうか?
 

 

日本人に、『あなたは今幸せですか?』ときくと、

 

多くの日本人は幸せを認めることが出来ず、不満を口にしているようです。

 

こんなに安全で住みやすい国にいるにもかかわらず、です。

 

何故?

 

平和ボケなのだと思います。

 

安全で平和な環境に住むことが、生まれた時から当たり前となっている日常の中にあって、その日常に、感謝をすることが出来ないからなのだと思います。

 

そのような感性では、『足るを知る』ことも出来ず、他人に起きている不幸にも『不感症』になっているだろうと思います。

 

以前から何度も書いていますが、アメリカで昔、人種差別と闘って暗殺された『キング牧師』はいつもこう言っていました。

 

最大の悲劇は、悪人たちの辛辣な言葉や暴力ではなく、善人の恐ろしいまでの沈黙と無関心だ

 

何の罪もない人が毎日、何十人、何百人と殺害され続けているにもかかわらず、そのことに目を向けようともせず、知ろうともせず、関心を持とうともせず、平然と自分だけが幸せを感じて暮らしていけるのなら、それは異常者だと思います。

 

 

9,000㎞以上離れているパレスチナに行って助けよ、と言っているのではありません。

 

 

しかし、大変なことが起きているのにもかかわらず、それを知ったにもかかわらず、『気付かないふり』をして暮らしていける自分の異常さに気付いて欲しいと思うのです。

 

 

この世の中は、1人1人の人間の思いによって、現実の世界が作られていっているのだと常々思います。

 

日本人1人1人がこれだけ無関心な人が多いということについて、これは日常の身の回りにおいても、当然に起きていることなのです。

 

例えば、自分の職場で誰かが不当に差別をされていたり、ハラスメントを受けていたりする人が視界に入ってきていたとしても、そのような無関心な人たちであれば、『自分とは関係ない』という思いに囚われ、自分に火の粉がかからないように、涼しい顔を装って毎日を暮らしているのではないでしょうか。

 

そのような思いの1つ1つの結果が、この現在の日本の社会を作っているのだと思ってください。

 

先日、ロンドンの首相官邸前に、物凄い数の人々が集まって抗議しているのを見ました。

 

また、スペイン各地で反イスラエルデモが起きているようです。

 

パリでは物凄い数の抗議デモが展開されており、国会でも凄いことになっているようです。

 

これらは一部ですが、これらが世界の反応です。

 

先日、日比谷では多くの人々がパンデミック条約に反対するデモを行ったようです。1万人を優に超えていたようです。

 

このような条約は絶対に認めるべきではないと思います。

 

知らない人はぜひご自身で中身を調べてみてください。

 

ただ、残念なのは、ガザ地区への虐殺に対するデモの動きがほとんど見えてこないことです。

 

渋谷の駅前でアラブ人らしき人たちが必死に訴えているような映像を見たことがありますが、日本人が主導して訴えているようなものがなかなか見えてきません。

 

パンデミック条約よりも優先するものだと思います。

 

大切なことは、1人1人の人間が、遠く離れていても、同じ人間の幸せを祈ることだと思います。

 

祈りは届くものだと思います。

 

集団で抗議、行動することが難しくても、祈ることは、今すぐにできます。

 

そして、それはとても大きなエネルギーを送る力があると思っています。

 

アメリカ政府が、うわべで何を言おうと、本心では全力でイスラエルをサポート、支持し続けています。

 

パレスチナ人を全員この世から抹殺しようという考えを支持しているのです。

 

本当に許せない連中です。

 

なぜ、このような国が、この地球上で幅を効かせ続けているのか。

 

軍事大国として、経済大国として、基軸通貨、標準言語をもち、気に入らない国や人間を平気で抹殺してきました。

 

なぜこのような国が、この地球上で幅を効かせ続けているのでしょうか。

 

それは、この星に生きている人間の多くの『思い』に起因しているのだと思います。

 

人間1人1人が、よからぬ思いを持って暮らしているがために、そのような社会となり、また、そのような社会に相応しい人間が選ばれ、そして権力を持っていく。

 

ただそれだけのことなのです。

 

ヨーロッパでは、これまでEU委員会がイスラエルを強く支持してきました。

 

これもユダヤ人やアメリカの影響によるものではないかと思いますが、イスラエルの非人道的な虐殺が続いている現状により、ついに、EU議会が立ち上がったようです。

 

遅すぎますね。

 

国際司法裁判所に対して、南アフリカなどからラファでのイスラエルの大虐殺を止めろという強い声があがっており、同裁判所からイスラエルに即刻停止を命じています。

 

しかしイスラエルはこの命令を無視して攻撃を続けており、アメリカもイスラエルを支持しています。

 

そして、この現状に対して、EU議会がイスラエルに制裁を課すと言っているのです。

 

アメリカが支配するこの世界でアメリカが支持する国に、その他の国々がどれだけ対峙していけるのかわかりません。

 

しかし、間違いなく言えることは、アメリカに盲目的に従い続けている日本よりも、はるかに人間らしく、格上な国だということです。

 

 

以前のブログで、ハンガリーのオルバン首相が、ウクライナ戦争への資金援助を断ったがために、EU内で孤立していると書きました。

 

オルバン首相は、自分の為ではなく、正義や自国民のために命を張って政治をおこなうことができる、立派な人間だと思います。

 

我が国の現在の総理大臣は、バイデンに見下ろされ、その肩にポンと手を置かれて、空虚に笑みを浮かべて、ただ従っていることしかできない、情けない人物なのです。

 

その顔のどこからも覚悟や信念など見い出すことはできません。

 

しかし、それは日本人の映し鏡なのであり、日本人1人1人が、遠い国で虐殺されている人たちのことを考えることも思うことも出来ない、そのような思いを持って生きているがために、それに相応しい人間がその国の代表になっている、というだけのことなのです。

 

つい先日、スロバキアのフィツォ首相が暗殺されそうになったのを知っていますか?

 

5発の銃弾を撃ち込まれ、一時重体となりましたが、奇跡的に一命を取り留めました。

 

彼は、昨年、スロバキアの首相になった方で、公約でウクライナへの武器支援停止を挙げていました。

 

更に、ウクライナ戦争はロシアの侵攻で始まったのではなく、ウクライナのバックにいたアメリカが始めたのだとはっきり公言した人でした。

 

ここまではっきり言う政治家は見たことがありません。

 

東ヨーロッパ20か国によるウクライナ支援連合への参加も拒否していました。

 

彼は、ウクライナの件だけにとどまりません。

 

◎LGBTに反対

◎移民に反対

◎ディープステートの操り人形にはならない

◎パンデミック条約に反対

◎ワクチン接種やロックダウンによる被害の徹底調査を約束

 

反グローバリストの人なのです。

 

このような強い信念を持った政治家は日本でも少ないでしょう。

 

こんな人が日本の有力政治家に居たらアメリカに直ぐ狙われるでしょう。

 

この人を撃った犯人はウクライナへの武器支援停止が気に入らないからやったのだと話しているようですが、そんなことで、人の命を狙うなんてとても考えられません。

 

きっとバックに、やはりあの国がいることでしょう。