朝5時:中津市永添に向けて自宅出発
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6時:永添でクルマを乗り換え折り返して南関へ向かう
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6時20分:青の洞門通過『水位は異常に高く氾濫寸前!』
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6時25分:本耶馬溪町多志田今月3日氾濫して冠水した地点を通過『冠水が始まった!』後続車と対向車が「通れませんか?」と訊いてきた。対向車は2tトラック「中津に行くならこの先、洞門を早く切り抜けて行け、時間がないぞ!」と告げ、後ろに着いた軽バンは「山国まで行きたいんですが・・・」と言うので「私は高規格道路から山国を通る予定ですが、いずれにしてもこの先は通れないだろうから、危険を感じたらムリには通行しないほうがいいです」と告げ即、Uターンして本耶馬溪ICをめざす。
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6時45分:耶馬溪ダムを過ぎ耶馬溪中学校の交差点に差しかかった。冠水している!!耶馬溪中学校の正門でまたしてもクルマをUターン、新聞配達の森重さん(仮名)が郵便受けに新聞を入れていて、「台金はすごかった」と言っていた。県道交差点には消防車が取り残され、水没していた。写真を1~2枚撮って、さっさと引き返そうとしたその時、なんと新聞配達の森重さんが濁流の中に呑み込まれようとしていました。大声で「止まれー!止まれー!」と言ったときはすでにクルマが浮き上がっていました。
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6時49分:迷わず110番に通報
Gメン:「耶馬溪中学校の交差点で冠水した道路で人が乗ったクルマが流されました。どうかしてください!」
警察:「クルマには何人 ヒトが乗っていますか?」
Gメン:「新聞配達の人がひとりです」
警察:「とても危険かも知れませんが、あなたが助けには行けませんか?しかし、危険だと思ったらすぐ引き返してください!それから、この電話はまだ絶対に切らないでください!」
Gメン:「分かりましたなんとかやってみましょう!」
Gメンの心の中:同業だけどそんなことは言ってられない!もう時間がない!流れ出したぞ!!
やっとのことでクルマに近づき、ドアを開けた(水圧で開かんがな(汗)
Gメン:「おっちゃんクルマから降りて、さあ行きましょう!」と言ってもコチコチになってハンドルにしがみつかれた。怒鳴り散らしてやっと手を放したかと思ったら、私にしがみついてきて、足は震えて動かない「この際、クルマやらどうでもいいやろう!死ぬで~!!」一喝してどうにか安全な場所まで引きずり出した。また、クルマが流れはじめた。
ハッと我に返り、ケイタイがまだつながっているかと耳をあて、「身柄確保!」と伝える。
警察:「そうですかそれは良かった!ありがとうございます!引き続きですみませんが、あなたのお名前と電話番号、住所を教えてください」
Gメン:「私はGメン(もちろん本名だけど)、電話番号は・・・・・・・・・」
警察:「すみませんが救助された方にかわっていただけますか?」
森吉さん:「・・・・・・わかりません・・・・・森吉です」(おそらく電話番号と住所を訊かれたけれど、放心状態だったのか?)
そうこうしているうちに、同僚の方らしき人がやってきて本人に話しかけていた。
Gメン:「関係者の方ですか?」
同僚:「はいそうです。あなた・・Gメンさんですよね?」
Gメン:「そうです。あとは任せましたよ」(私はその人の顔と苗字くらいしか知らない)と言って現場を後にしました。
こうして事件はとりあえず解決しました。しかし、目の前の消防車が真ん中くらいまで冠水しているのに、よく突っ込んで行こうという気になったものです。私が迷わず水の中に入って行ったときは濁流がはげしく流れていて、腰まで浸水したけれど、なんとか救助することが出来た事は良かったです。消防署の隊員とおぼしき方達が200mほど先で作業していましたが、もしその光景に気づいたとしても、冠水で近寄ることは出来なかったように思います。直後にクルマがどんどん流されているのを見てぞっとしました。その後私は原井公民館に避難していましたが、川の水位が上がってきたので、避難所に来られる方が駐車するスペースと自分のクルマの安全を考慮して山移公民館に移動しました。
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無惨に水没してしまったクルマです
お気の毒ですが、命にはかえられません!!