パッティングに悩んでいる人、多いようです。
原因は色々あるのですが、ここでは距離感を良くする為の

必須事項を紹介したいと思います。


「パターの距離感を出す為に気をつけていること」というテーマに

多く返ってくる答えの一つに「ふり幅」というものがあります。

距離が長くなればふり幅も大きくなる・・・なるほど、確かに定説です。


ではここで考えてみましょう。パターヘッドがゆーっくり大きく動くのと
ふり幅が小さくても早く動くのとではどちらがよく転がるでしょう?
そう、小さく早く動く方が転がる量が大きくなります。


つまり転がる距離を決める本質は何かというと、ヘッドの動く量(ふり幅)では

なくてスピードということになります。
距離感を出すということはヘッドのスピードを管理するということなんです。

「ヘッドのスピードを管理するってどういうことよ?」
例えば想像してみましょう。車のスピードメーターの単位は「km/h」  

一時間あたりに何キロ移動したか・・・です。
車に関わらず様々なスピードの単位・定義は「単位時間当たりの移動量」で

表現されます。

ふり幅(移動量)ばかり考えていても距離感は整いません。

プレイヤーの管理するもう一つの重要事項は「時間」です。
どの距離を打つにしてもストローク時間を同じにする
同じ時間なら、ふり幅(移動量)が大きい方が当然スピードが速くなり

ボールも転がります。

時間管理がまちまちだと移動量に伴うスピードが安定せず距離感も安定しない。
距離感がなかなか合わない人はショートパットからロングパットまでの

ストローク所要時間を同じにするよう練習して下さい。


インパクトの強弱で距離感を出すのは否定はしませんが、

ヘッドの加速度の増減が激しく、カンを保つため練習量が必要だったりしますので

あまりオススメできません。


プロなどはメトロノームを利用して練習する人もいます。

リズムやテンポが大切といわれる所以です。




雑誌などをよくご覧になる方は感じる方もいらっしゃるかと思いますが
最新の●●理論、●●打法なる言葉が乱発されていて、見ているほうは
「なんでこんなに沢山の理論や打ち方があるねん!」って

突っ込みたくなってしまいます。


例えばみなさんは「肩を回す」「肩を入れる」というのが

スイング理論だと思っていませんか?
これらは理論ではなく理論的な動きをプレイヤーの体感や

映像をもとに現した「方法論」や「感覚論」です。


これらは人それぞれでみんな一緒のものではありません。
そもそも「肩を回す」と聞いて本当にみんな一緒の動きを

思い浮かべているのか疑問です。

プロやインストラクターの人でも、自分では出来ている
実際の動きを

第三者にきちんとわかりやすく解説できている人は少なく思います。


「なぜ肩を回すと飛ぶのですか?」という質問にきちんと

根拠をしめして説明できた人はほとんどいません。
「そりゃ、捻転を作るためだよ」「なぜ捻転を作れると飛ぶのですか?」
「そりゃねじり戻す力がパワーになるからだよ」「・・・」


アドバイスするからには「なぜ」に答えられなければいけないはずなのに

抽象的な答えが多い・・
だから自分の上手くなって来た過程を感覚的に表現したり、

見た目の映像のまま実際には不可能な身体の動きを伝えてたり

することになりかねないのです。

「こうすれば上手く打てる!」雑誌などでプロが解説する動きの

ほとんどは「方法論」です。
何のための動きなのか、本質的にどこがどう動いているのかを

分からないでトライするのは自殺行為に近いです。

あとはゴルフスイングならではの「造語」の氾濫も目立ちます。
「シャフトプレーン」や「●筋(ありもしない筋肉)」、「●打法」など・・・。
言っている内容がいい、悪いは別にしてこのような考え方や

言葉が一般に浸透するとゴルフのスイングはどんどん特別で

複雑なものになっていきます。

雑誌やビデオなどを売り込むためにはインパクトも必要なのでしょうが
ゴルフが初めてという人にでもゴルフスイングとはどのようなものなのか
理解できるよう解説できていないものは失格だと思います。




いま3メートルの若干のぼりのパーパットが残っているとします。
曲がるかどうかも微妙な距離です。

ここで多少強めに打って曲がる前に入れようと考える人も多いでしょう。
さて、この強めに打つ・・・ですが皆さんはどのようなイメージで
打っていますか?

1. カップまでの3メートルの距離に対して強めに打つ
2. 4メートルの距離をイメージして普通に打つ

どちらが正解、不正解かは一概に言えませんが
1.のイメージを持っている人は必要以上に強く打ってしまったり
逆にそれを警戒して緩んだりしてしまう傾向にあるようです。

思い当たる人にはむしろ2.のイメージをお奨めします。


その方がフェース面も狂いにくく、ヘッドスピードのコントロールもしやすいです。
最初に2.をイメージしている人も多いと思いますが、実際打つときには
カップまでの距離に対して強弱を出している人も少なくありません。


カップに対し「強めに、弱めに」は実際にどの位のタッチで打つかが不明確で、
意外と入らないものです。


今回はショートパットを例にしましたが、パットの距離に関わらず、
タッチを明確にしてから気持ちよくストロークする。
イメージが変わるだけでも結果が出るかも知れませんよ。




みなさんこのような経験はありませんか?
せっかくのラウンド時、意気込んだ割にはショットが悪くて
「あーあ、昨日練習場での調子は良かったのになー」


傾斜や芝の状況、ハザードなどコースでは練習場にはない様々な状況があります。
だから一概にコースでは思うように行かない。これよく言われていることです。

ここでもう一つ大きい要素と思われる自分の見解を述べます。
「練習場では良かった」・・・なるほどそうでしょう、練習している時には

よかったんでしょう。


で、ここで意地悪な質問「本当に練習の一発目から調子良かったんですか?」
ほとんどの人がここで「うっ」となります。
そうです、多くの人は練習場で100発、200発と打つうちになんとなく

慣れて打てるようになってるんですよ。

コースはその状況で一発目から結果を出さなければいけないゲーム。

2発目以降はないんです。
ここで僕の結論、「練習場もその人の立派な実力」ただし「一発目が」ですよ。





例えばアプローチなどで打ち方やクラブを決めている人がいます。
ランニングやピッチエンドランなど「私はこの打ち方・クラブ一本です」

という方が非常に多いです。


ラウンド中見ていると、なるほど確かに上手い。
「じゃあ、フェースを開いて止めるアプローチは?」と言うと

「えー、開くのは上手くできない」という答えと共に嫌がります。


そして自分が得意なアプローチばっかり練習しているんですね。

上手く打てるショットは確認程度で十分です。
大して練習しなくてもいいんですよ。

だって上手く打てるんだもん(笑)


練習場というのは自分の技術の幅を拡げる場所です。
ミスを恐れず自分に様々なことを体験させてあげる・・・

練習場でミスすることを嫌がる人が多いように思います。
ミスしないように打つということは自分の技術の幅を

拡げることは出来ないんです。


これが出来る人は自分の幅も拡がり
上達するスピードも速いです。
冒険する人が成果を得る。

これゴルフに限った事ではないと思います。