Macrowavecat現像室 -1523ページ目

標本整理 (その1) 珪化木

先に厚田(9月11日)と古潭(12月11日)で採集した珪化木らしき標本を詳しく観察してみた。

参考にするために珪化木の写真をいろいろ見てみたのだが、珪化の進み具合によって、ほとんど流木と見分けのつかないものから、まるっきり石のように見えるものまで千差万別で、浜歩きでは気付かないで見逃してしまうことが結構あるような気がする。


まず、厚田海岸の礫浜で見つけた石。

Macrowavecat現像室


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この標本は、はっきりメノウ(玉髄)だと判る部分と明瞭な木目の残っている部分が共存している。私のような素人にも珪化木だと分かる標本だと思う。



次は、古潭川の川岸近くの浜で見つけた資料。

Macrowavecat現像室


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この石は、先に厚田の珪化木を見ていなかったら見逃していたと思う。透明度の低いメノウの脈が木の繊維の間に入っているように見える。これも珪化木だと判断して良いと思う。


さて、そうなると、話がややこしく(面白く)なる。

少なくとも厚田海岸で見つかるメノウの大半は安山岩中の脈として産する火山性メノウだと思うのだが、珪化木起源のメノウが紛れ込んでいる可能性が否定できないことになる。

また、望来や古潭のメノウにも珪化木起源のものが見つかるかも知れない。



(2010.12.23追記) コメント欄で、クジラなどの化石骨がメノウに置換したもののように見えるとの御指摘を頂いた。ちょっと思い当たる節があったので続報にて再度検討してみた。