10/6(日) 凱旋門賞


【伝説の3騎手が攻略法を伝授】

■イヴ・サンマルタン
1941.9.8フランス生まれ。史上最多タイの凱旋門賞4勝、リーディング15回、通算3300勝を越えるフランスだけでなく世界を代表する名手の1人


■クリストフ・ルメール
1979.5.20フランス生まれ。99年騎手デビュー。日本では02年から短期免許で騎乗しGⅠ4勝。05年有馬記念をハーツクライで勝ち、ディープインパクトに初めて土をつけた


■ドミニク・ブフ
1968.6.6フランス生まれ。91年に初の仏リーディングを獲得。その後計4度リーディングジョッキーに。仏オークスをはじめ多数のGⅠを制覇し、11年9月に現役引退



【難攻不落】

過去14頭の日本馬の挑戦を退けてきた難攻不落のコースが、オルフェーヴルとキズナの前に立ちはだかる。日本の競馬場では例がない10㍍の高低差、4コーナーの『偽りの直線』。ロンシャン2400㍍は世界屈指の難度を誇る。では、どうすれば勝てるのか?前哨戦が行われた15日に、サンマルタン、ルメール、ブフの名手3人が解説役を務め、攻略法を教えてくれた。ポイントは2つだ



=①スタート=

日本と違ってテンから飛ばす馬などおらず、ほぼ間違いなくスローペースになるとはいえ、出遅れだけは禁物だ。馬群が一団となるため、発馬で後手を踏めば思うような位置につけられない。理想は仕掛けず抑えず、馬なりでのスタートだ

■ブフ:スタートをミスれば、すべてが台無しになる。逆にうまく決めれば、レースの80%が終わったも同然だと思う

■ルメール:ゲートの中では完全に孤独。ミスは許されない。できるだけ頭の中を無の状態にして、集中力を絶やさないようにする

■サンマルタン:上り坂に入るまでは位置取りを意識せず走らせるのが鉄則だ



=②偽りの直線=

4コーナーはカーブが緩く、600㍍以上にわたってほぼ直線状となっている。これがフォルスストレートといわれている『偽りの直線』だ

■サンマルタン:ここで動くのはまだ早い。最後の直線まで、いかに脚をためるかが大事。バテて下がってくる馬をうまく避けることにも気を付けないと

■ルメール:下り坂で勢いがついた後だから、ここで息を入れないとね

■ブフ:左右から抜かれても押されても絶対に動かず、力まないこと。手前を右から左へ替えるのも、最後の直線に入ってからだ



レースを通して最も重要なのは、直線を向くまでロスを最小限に抑えることだ。凱旋門賞当日は仮柵が外されて内ラチ沿いにグリーンベルトが出現するため、外を回るのも避けたい。日本馬2騎の手綱を握るのは、武豊とスミヨン。世界を知り尽くした天才2人なら、心配は無用だろう









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