▽外国からの刺客
   27日最終追いきり


○グリーンバーディー
1000 800 600 200
65.7 49.9 36.9 12.3 馬なりA

昨年7着の雪辱を期しての来日。場慣れしている雰囲気で中山コースに入り、5ハロン標から追いきられた。アバラがうっすら浮かぶ馬体で適度な気合い乗りを見せ、道中の走りもスピード感たっぷり。鞍上のアクションはなくとも直線自らピッチを上げ1ハロン12.3秒でフィニッシュ。3ハロンだけの最終追いだったセントウルS(4位降着)時よりしっかり追えた点にも好感が持てる。ファウンズ調教師は「予定通りの追いきりが出来て満足がいく状態。前回もいいレースを見せてくれているので楽しみ」と意欲を見せた



○ラッキーナイン
1000 800 600 200
     41.1 13.1 馬なりB

日本初出走のセントウルS(2着)では、久々の1200㍍に対応して能力の高さを証明。期待が高まる中最終追いを迎えたがその内容はやや拍子抜け。ダートコースで半周ダクを踏み、逆回りで戻って芝コースに入ったが、ピッチが上がったのは3~4角。時計は平凡、フットワークもやや小さく、前回からの上がり目は乏しい印象だ。一方、ファウンズ調教師は「中間10㌔ほど戻って香港にいる時と同じくらいの体になった。輸送もこなしてくれて前回以上のパフォーマンスを期待している」予定通りの調教内容を強調した



○ロケットマン
1000 800 600 200
   50.9 35.4 11.9 馬なりA

最初のエントリーから足かけ2年。21戦17勝の戦歴を誇るシンガポールの英雄が、いよいよ日本でベールを脱ぐ。昨年スプリンターズSは馬体減りで出走を回避したが、今年は白井での計量時は483㌔と前走比4㌔増「輸送はスムーズだったし、食欲も問題なし。日を追うごとに馬もやる気を見せている」とディタート助手は語る。シャドーロールを装着し、主戦コーツィーを背に芝コースへ。ダクの最中に立ち止まるなど、馬場入り当初は物見する姿を見せたが、歩様自体は至って滑らか。半周後にキャンターに移行し、残り4ハロン標識過ぎから小気味良く加速を開始した。コーナリングもスムーズに直線中央を通って直線へ。中山の急坂をものともせず、馬なりのままラスト1ハロン11.9秒の好フィニッシュを飾った。「左回りに比べて右回りには懸念があり、直線の坂も初めて。だが、今日の動きを見る限り心配なく送り出せそう。今朝は最後の2ハロンをしっかりやってくれと指示したが、満足のいく動きで、調教後の雰囲気も良かった」と見守ったショー調教師は満足げ。手綱を取ったコーツィーも「最後の加速は素晴らしかったし、極端な外枠を引かなければ好レースになると感じた」と手応えを口にした。「昨年もチャレンジを試みたように、日本の競馬への適性をおおいに感じているからこその再挑戦。速いペースについていけて、さらにギアをアップできるのがこの馬の良さだから」とショー調教師。日本馬への高らかな宣戦布告で締めくくった