マクロビ本を読む | マクロビ日記

マクロビ本を読む

いやぁ、世の中便利になりましたよね。

マクロビオティックなんて、わりとマイナーなジャンルの本でも、アマゾンで検索かければ、全部でてきて、ネット上の評価をいろいろ調べればどの本が、定番かもすぐわかり、クリッククリックで、即購入。

しかも、夜中に購入した本が翌日には届いてるからなぁ。アマゾンさんがんばってます。


僕が選んだのは「マクロビオティック健康法~正食のすすめ~ 久司道夫」


この人はマクロビをアメリカでひろめた元祖の人のようですね。


とりあえず、届いた本を軽い気持ちで開いてみると、いきなり面食らう。

「第一章、宇宙の秩序」

おいっ、宇宙の秩序てっ!と思わずつっこんでしまいました。
そして、中身をサラサラっとみてみると、救世主とは、7種類の死、世界共同体…etc
そうです。これは食事の健康法の本ではなく完全に宗教の本です。
宗教という言葉にネガティブなイメージがあれば哲学でもいいでしょう。
生き方全般、いやそれを超えたところまで網羅する広汎な哲学書です。
レシピなんてなんにもでてきませんw
しかし、これが結構分かりやすくおもしろい。
ところどころ話半分で読みながらも、おおむね科学的にも、自分の感覚的にも共感できるところが多かった。
簡単に言うと陰陽理論でいろんなものを見ていこうという話なんですね。


陰は外に向かう力、拡散、ゆるゆるした感じ

陽は内に向かう力、収縮、ぎゅっとした感じ


例えばナスやトマトは陰な野菜、ニンジンやゴボウは陽な野菜。
確かにナスとトマトのスープより、ニンジンとゴボウのスープのほうがあったまる気がする。
そして、暑い夏にとれるのがナスやトマトで、冬にとれるのがニンジンやゴボウ。
陰なものを摂れば、陰になり、陽なものをとれば陽になるらしい。
陰な環境で育つと陽になり、陽な環境で育つと陰になるらしい。
これってなんか微妙に矛盾してる気もするけど、まあ、上の野菜の例なんかだと、まさにぴったりである。
これでいくと、東北で育った人が明るく積極的で、沖縄で育った人は陰気ってことになるけど、
??うーん各県の自殺率は東北が断然上位なんだが…
でも、寒いところで育った人がぎゅっと締まっていて、暑いところで育った人がぼよーんとゆるいというのは、
よくなっとくできる。南の島の人間なんてみんなゆるいよね~

しばらくは、玄米とか関係なく楽しめそうです。