心♡技♡体♡多角的にいやす空間

ママノココロ美です(´∀`*)



食事制限せず

スープで体をととのえる今の手法は

主人との衝突から生まれました。



同時多発テロの後、客室乗務員を

退職となり。

その翌年。長男を出産します。



若年性更年期の症状は続き。

加えて天井がぐるぐる回るめまいで

毎夕、横になる日が続きます。



次男出産後、母乳育児なのに

生後四カ月で鼻風邪をひいたこと、



次いで長男の咳が

クループという病名の咳と

わかった時、



体の弱さは

いつもの食事にある

そんな気がしました。



吸入治療を始めた長男の目は

「ボクじゅうびょうにん(重病人)」

気持ちでどんどん負けていきます。



食事で治せないか...

そんな気持ちが一気に増し。

一冊の本と出会い食事制限をはじめます。



その本通りにすると

彼の咳も

緩和→おさまるを繰り返しました。



「死に至るタイプもあるから」

そう言われていたクループへの恐怖は



体が変わる楽しさへ変わり。

のめりこんでいきました。



喜び張り切る私に

主人はことごとく反対します。



彼の勤務先は

医療機器・医薬品の卸会社で

病院の先生担当。



仕事で扱う薬を避ける嫁。

食べたいものを出さない嫁。

主人の不満は蓄積しました。



ひとたび食べ物の話になると

一触即発。



10年経つころには、

子供たちまで身構え

うんざりするほど



心安まらない関係へと

変わりました。



生理が鮮血になり

毎月規則正しくもなった私は、

続けたいと思いました。



でもケンカは避けたい。

食事制限はやめ、スープで体を調整する

試行錯誤を始めます。



ある習慣がきっかけで

長男が突如アレルギーになりました。



鼻炎にはじまり

気づけば副鼻腔炎になっていきます。



夜中二、三時間ごとに起き

夜通し枕元で鼻をかむ。

家族全員、心が安まりません。



病院にこそ行くものの

薬を使わないわたしに対し

主人は不満をぶちまけます。



その頃私も途方に暮れ、

投薬に揺らいでいました。



本にも載ってないことを

試行錯誤する日々に神経ももたず、

限界に達していたのです。



でも今度は、

長男自身が薬での治療を嫌がります。



検査結果を聞きに行った日から

投薬開始する。

そうしなければ離婚かもしれない。



夕食次第で夜中に起きる回数が変わる。

わかっていたのはそれだけ。



夜が怖くなりますが、

食事を作ることからも逃げられない。



追い詰められました。



「鼻水は動物性たんぱくの変化したもの」

そんな記述を思い出し。



「なら、これならどうだろ...」



まだ足したことのなかった食材を

大さじ1杯半、スープに加えます。



そこからでした。



1週間飲み続けるうち

硬い鼻水が毎日出続けて

快方へ向かったのです。



「最近、くしゃみも鼻水も

止まってることない....?」



そう問いかける主人に息子が

「うん、そうやで。 」

と答えたあの日。



主人は目を丸くし、私たちを交互に見つめ

ようやく

食べ物の力を感じとってくれたのです。



何もかも食事で治るとは今も

思っていません。



わたしが色々試せたのも、

ダメだったら

お医者さまがいてくれるから。



副作用を思い避けてましたが、

その想いはいつもありました。



食材の力を借りてみる価値は

十分にある。



同じことを感じてくれた主人との

会話は今



私「スープ、いる?」



主人「あ、飲む」



時折ふと、夢かなと思います。



わたしの作るスープが

お客さまに愛され幸せなのは



ギリギリまで耐え忍び

結果スープを育ててくれた主人のおかげ。



泣き暮らした日々が

13年を経て報われた。

それがとても嬉しいのです✨



もう少し続きます。

最後までお読みくださり

ありがとうございます✨