映画『ストーカー』(2002年、原題:One Hour Photo)は、ロビン・ウィリアムズ主演の心理サスペンス作品です。


監督はマーク・ロマネクで、ロビン・ウィリアムズが孤独な中年男性サイ・パリッシュをリアルに演じています。


サイは大型ディスカウントショップの写真現像カウンターで20年以上働く真面目な男ですが、家族も友人もおらず孤独な生活を送っています。

彼は常連客のニーナ一家の写真を密かに自宅に飾り、理想の「完璧な家族」の一員になる妄想にふけるようになります。

しかし、ニーナの家庭は実際には問題を抱えており、夫の浮気を知ったサイは次第に常軌を逸した行動に走ってしまいます。

物語は静かなトーンで進みながらも、サイの心の闇と妄執を丁寧に描き出しています。


感想

こちらも午後ローでよく放送されますね〜

ロビン・ウィリアムズって言うと、コメディとか優しいおじさんのイメージが強いから、ストーカー役って聞くとちょっとびっくりしますね。

でも、観てみるとそのギャップがめっちゃ効いてて、演技が本当にすごい爆笑

サイって男、すごく孤独で寂しいんだけど、どこか憎めない。


普通のストーカー映画みたいに暴力的とかサイコパス的な怖さじゃなくて、彼の執着は家族への憧れから来てるから、観てるこっちも「可哀そうだなあ」って思ってしまいます。


特に印象的だったのは、彼がニーナ一家の写真をこっそり自分の部屋に貼って、自分がその家族の一員になる妄想をするところ。

これがただのストーカー行為じゃなくて、孤独な心の叫びみたいで切ない。


あと、家に侵入するシーンとかも実は妄想だったりして、そういう映像の使い方も面白かったです。


それにしても、現像カウンターで働くって設定がまたいいですね。

今はデジタル全盛だから、フィルム現像なんて懐かしい感じがして、時代の空気も感じられる。


サイの仕事に対する真面目さや丁寧さも、彼の性格をよく表していて、ますます感情移入してしまいます。


物語は淡々としてるけど、最後まで目が離せない。


サイの心の動きがすごく丁寧に描かれてるから、ただのサスペンスじゃなくて、一人の男の哀しいドラマとして楽しめます。


邦題が「ストーカー」っていうのはちょっと違う気もするけど、まあ宣伝的には分かるかなてへぺろ


ロビン・ウィリアムズの新たな一面が見られる作品だし、孤独や憧れ、そして人間の心の弱さを静かに掘り下げた映画としておすすめです。


2025年7月現在

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