i-Camon | 画紋(gamon)

i-Camon

本日の画像は、「i-Camon」です。
「愛」という文字を円形に配置して、ピンク色で彩色したのは、牡丹家紋の変形です。
元々日本語の文脈における愛は、仏教用語からきたものであり、愛別離苦の一を占める煩悩の意味であります。平安文学では「愛(かな)し」と読ませ、いとおしみ離れ難い心境をあらわします。
近代に入り、西洋から新しい意味が導入されました。その際に、「1. キリスト教の愛の概念、2.ギリシャ的な愛の概念、3. ロマン主義小説の恋愛至上主義での愛の概念」などの異なる概念が同時に流れ込み、混乱の中から、現在の複雑な愛の意味が作られてきたと考えられます。

愛は恋や好意に比べ、深く、強く、崇高であるとされる事が多いものです。
親が子に抱く愛や人が恋人に抱く愛は、相手に対する無条件の肯定であるとする考え方もあります。
このような感情は、他の感情に比べ、強く、しばしば信念などと同じく人生の重大な選択を大きく左右する感情ともなります。
又、古来、物語やドラマにおいては、愛やそれに類する感情が、人々の強い願いや欲望としてドラマを作り出す重要な要素になっている例が珍しくありません。
但し、「あばたもえくぼ」と諺にあるように、愛は事実を誤認させるものであるとする認識もあり、これは必ずしも愛を崇高なものとしない考え方です。
又、溺愛、偏愛、など他にも崇高ではない場合があるとも考えられています。
数多くの形やレベルがあるので、定義は難しい。ほとんど宗教的な話になってしまうし、宗教的なテーマでもあります。愛は言葉によって定義するのがほぼ不可能であるし、言葉によって伝達する事は非常に難しいと思われます。愛は愛する・愛される事を強く実感する事で出来る可能性があります。

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