違輪吉兆 | 画紋(gamon)

違輪吉兆

本日の画像は、「違輪吉兆」です。
輪の部分は、既存家紋の「輪違い」と言います。
輪違いに、鶴の首から上を接合して、鶴の翼を輪と見立て中に亀を配置しました。
鶴と亀は、吉兆に満ちた図案なので、このような題名と致しました。
全体的な構図としては、平安時代の太閤の使用した文様である「雲鶴」をイメージしました。
「雲鶴」は、雲の中を飛んでいる鶴との構図です。
古代の文様は、聖徳太子と貴族達が、中国の制度を取り入れて作成した冠位十二階を定めた時、服装の織り方や染色の色、文様の種類が規制されました。
平安末期になると、その制度はさらに進化し、有職文様として、近世までに伝えられました。
その頃、天皇の礼服は、黄櫨染(こうろぜん)という赤の地に、日月に龍・鳳凰・孔雀・桐などが並べられ、摂政家は、丁字唐草、関白は雲立涌(くもたてわく)、太閤が雲鶴でした。

0436