本日の家紋は、既存家紋の「散り桜」です。
花弁が流れる表現が散ることを表したものです。
桜とは、「咲く」に「ら」という接尾語がついたもの。
咲く華において、桜に勝るものは無いとの意味にも解釈できそうです。
しだれ桜は、「神樹」とされ、根には冥土への入り口があり、落華は死者の魂と言われます。
江戸時代には、「花は桜木、人は武士」と言われましたが、それほど好まれた桜紋を「定紋」(家を代表する家紋)として使用する大名は、ほとんどいませんでした。
代々子孫に受け継がれるべき家紋が、潔く散ることを前提とした意味の「桜紋」では、子孫にプラスにはならないだろうと考えた結果のようです。