伝える時間の話をした日から、
母が変わりました。

泣く事もすっかりなくなりました。

父を献身的に介護し、
合間を縫って教習所に通い

父との時間を出来るだけ明るく
大切に大切に過ごしました。

父も母をいたわり、家族が悲しくなるような
後ろ向きな発言は一度たりともしませんでした。


日当たりの良い部屋で、
いつも2人。
寄り添い労わりあう両親の姿が
いまでも眼裏に懐かしく浮かびます。