IBDとグルテンフリーについて
グルテンは、その粘り気と弾力性のせいで分解されにくく、粘膜に張り付き腸の働きを低下させてしまいます。
IBDの栄養指導において、グルテンを控えるといった指導はありませんでしたが、腸の働きを低下させ、炎症の原因となりうるのであれば、出来るだけグルテンは摂取しないほうが良いかと思います。
↑↑↑
これは、昨年末に私が出版した
「潰瘍性大腸炎 クローン病 寛解維持のために自分で出来ること」
という本の中で書いた内容ですが、
最近、この↑↑理由以外にもグルテンを摂らないほうが良いかと思うことを思いつきました。
それは、
例えばパンを作る時、グルテン(小麦粉)だけでは作れません。
油、砂糖、そして市販のパンであればどうしても添加物を入れなければならない
ということ。
最近はパン屋さんの人気商品として代表的なクロワッサンやデニッシュ。
これらに含まれる油、砂糖の量は恐ろしいほど大量です。
そして、パンを主食とするメニューとなれば、スープはポタージュ系であったり、飲み物はコーヒー、それも砂糖やミルクのたっぷり入ったカフェラテとか、、、。
そんな組み合わせがザラではないかと、、、、。
一方、主食がご飯の場合、
ご飯、味噌汁がセットになることが多い。
そして、この味噌汁は腸内環境を良くする超スーパーフードです。
パンが❌
小麦が❌
とまでは言いません。
が、小麦(グルテン)により腸の働きが低下していることを認識し、
そして、パン食の時に一緒に食べるものを少し考慮する、などの配慮をする
もしくは
パン🍞は時々のお楽しみ💕として食べるくらいがいいのかなと思います。
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文章の一部
「潰瘍性大腸炎 クローン病 寛解維持のために自分で出来ること」
〜薬、エレンタールなしで寛解を維持しているクローン病患者の母の手記〜
森重由紀著より
Amazon、楽天などで販売中