自閉症スペクトラム・中度知的障害の

6歳の女の子を育てている

精神疾患を持つ母親の日常ですクローバー




こちらの記事を投稿した翌日


こももちゃんは登校しましたポーンハッ


このまま不登校になるのかな
それもしかたない
覚悟を決めなきゃ…

と 沈んだ気持ちでいたので驚きました。

小学校に滞在した時間は1時間半
給食はスープひとくち
ずっと軽くキレてる状態でしたが

すごく頑張ったと思います。

帰り道
すごいねぇ、頑張ったねぇニコニコ
と 褒めると

こももちゃん、いちねんせい!ゲラゲラ
と 得意気に笑っていました。

連休明け
また登校できなくなるかもしれません。

なかなか難しいですが

こももちゃんなりの頑張りを
一喜一憂せず、静かにそばで
見守ることができたら…と思います。
そこまで人間ができていないので
一喜一憂はすると思いますが 本人の頑張りや
気持ちにいつも目を向けていたいです


コーナンの猫さん


そしてこの日

あれほど拒否していた支援級の教室に
30秒程滞在できましたポーンハッ

たかだか30秒ですが
学校に行くのさえ難しくなっていた
こももちゃんにとってはすごいことです。

私も支援級のH先生も
こももちゃんに頑張らせるつもりなど
毛頭ありませんでしたが

あまりの出来事に興奮してしまい
それを表に出さないよう気をつけながら
静かに喜び合いました。


事の発端は

給食を食べた後
といってもスープひとくちですが

正面玄関前の渡り廊下から
決して動こうとしなかった
こももちゃん自ら

廊下を小走りで
校舎の端まで移動すると

こうちょうせんせー!
こうちょうせんせー!おーっ!

と 叫びながら

校長先生を探して
彷徨い歩きはじめました不安

恐らく、この本の影響だと思われます↓

 

 


年長さんの頃、気に入ってよく

おばあちゃんに読んでもらっていました。


実家にあるので
ストーリーの詳細は忘れてしまいましたが

ウォーリーを探せ、のような感じで
校内で迷子になってしまった校長先生を
生徒達が空飛ぶ椅子に乗って探す

というような話だったと思います。

いろんな
面白い学校、面白い先生がでてきます。

そういえば入学当初

にんじゃせんせい!
モグラせんせい!おーっ!

と 言いながら
うろうろしていたので

絵本にでてきた面白い先生達が
実在すると思っていたのかもしれません。
きぐるみ先生やマジック先生なんかもいました


入学式の日、こももちゃんは
校長先生が実在することを知りました。

校長先生は絵本で親しみやすい
キャラクターとして描かれています。

だからなのか、こももちゃんは
数回しか会ったことのない
校長先生に好感を持っていました。

笑顔を絶やさない校長先生は
それだけで安心感が
あったのかもしれません。

実際のところはよく分かりませんが

入学当初から校長先生は
気になる存在のようでした。


話を戻します。

校長先生を探して彷徨い歩いている最中

段差に気づかずこけてしまい
すねを負傷した こももちゃんぐすん

職員室に保健の先生が居るから
消毒してもらいに行こうと声をかけると
素直についてきましたぼけー


職員室に到着するやいなや再び

こうちょうせんせー!おーっ!
と 叫びだした こももちゃん。

その声を聞きつけ、職員室の奥から
校長先生がでてきてくれました。


ついに校長先生を見つけた こももちゃん。

校長先生の手をつかんで廊下に連れ出すと
そのまま走り出しました。

あれほど怖がっていた階段も
一気に駆け上がり
支援級の教室にたどり着きました。

滞在時間は30秒程でしたが
本当に驚きました。


だんなさんが帰宅後

その日あったことと私の見解を話すと
(絵本で親しみのあった校長先生と
一緒ならいける気がしたんじゃないか)

もし本当にそうなんだったら

支援級の先生達に
「はじめまして、忍者先生です」とか
「モグラ先生だよー」とか
自己紹介してもらったら
教室に行けるようになるんじゃ…

と 相変わらず斬新な切り口の
解決策を考えてくれました泣き笑い
もちろん不採用です


まだまだ家では葛藤している
こももちゃんえーんおーっ!

連休明け、どうなるか分かりませんが
焦らず無理せず見守っていきたいです。


コーナンの猫さんとハイタッチ(?)





最後まで読んでくださり
ありがとうございましたクローバー