自閉症スペクトラム・中度知的障害の
6歳の女の子を育てている
精神疾患を持つ母親の日常です
🌸🌸🌸
あれほど嫌がっていた体育館へと
一目散に走っていく こももちゃん。
慌てて追いかけていき
体育館の入口で追いつきました。
下靴から上靴へと履き替えさせると
体育館の入口付近に設置してある
職員用の長椅子めがけて走りだし
そこに落ち着きました。
長椅子が置いてある場所からは
会場が一望できたため
そこが安心なようでした。
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新1年生には支援を必要とする子が
こももちゃん以外に5人いました。
5人全員が情緒クラスで
1日のほとんどを普通級で過ごします。
こももちゃん担当のH先生は
特別支援教育コーディネーターなので
とても忙しそうにしていて
入学式の日はH先生の代わりに急遽
2年の担任のМ先生がついてくれました。
とても優しい先生でした
🌸🌸🌸
入学式が始まるまで
30分程の待機時間がありました。
今まで入るのを嫌がって
1度も足を踏み入れたことのない体育館で
よく分からない時間を過ごしているうちに
不安がピークに達した こももちゃん。
突然 長椅子から立ち上がると
泣きながら走りだし、体育館の床に
膝からスライディングしました。
保護者席からの注目が集まる中
こももちゃん
いちねんせい、なられへん!
と 叫びました。
私は慌てて こももちゃんを抱き上げ
長椅子に引き返しました。
大丈夫やで
こももちゃんは1年生やで
よく頑張ってるよ
お母さんが抱っこしとくから怖くないよ
と こももちゃんが落ち着くまで
耳元で囁き続けました。
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入学式が始まるまでは
膝からスライディング
↓
こももちゃん
いちねんせい、なられへん!
↓
泣く
を 数回繰り返しましたが
入学式が始まってからは
ダッコちゃん人形のように
私にしがみつきながら
スライディングせずに
何とか最後まで頑張りました。
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式が終わった直後
靴下のまま
体育館の外に飛び出した こももちゃん。
そのまま校庭の真ん中まで
走っていきました。
迎えにいくと
こももちゃん、おめめ2つたべる!
と 興奮状態で
泣きながらリピートしていました。
↑こちらの記事に書いたのですが
最近の こももちゃんは
物を壊したり 癇癪を起こす代わりに
口頭で、その時のモヤモヤした気持ちを
伝えてくれるようになりました。
(実際にカーテンをひっぱる代わりに
→こももちゃん、カーテンひっぱる!等)
ストレスがあまりにも
大きい時は無理ですが
それでも、すごいことだと思っています。
おめめ2つたべるというのは
破壊的な衝動に駆られるほどのストレスを
どう処理したら良いのか分からない
こももちゃんの心の叫びだと思いました。
こももちゃんは頑張りました。
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後日談も色々あるのですが
現在、付き添い登校中につき
余裕がありません。
また近々書けたらいいなと思います。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました🌸