自閉症スペクトラム・中度知的障害の

6歳の女の子を育てている

精神疾患を持つ母親の日常ですクローバー



先日、こももちゃんが初めて

気持ちを伝えてくれました。


「こももちゃん、悲しい」

と言いながら泣いていました。


こももちゃんの心の中にあるモヤモヤに
『悲しい』という名前がついた瞬間だと
思いました。



発達障害児の支援では

『気持ちを代弁する』『言語化する』

ということをします。


自分の状態や気持ちを理解したり

説明したりするのが難しいという

特性を補うための支援です。


ひとりで抱えていたわけの分からない

苦しさの正体を知るということは


自分を理解したり周りに助けを求める

ためには重要なことだと思います。


そして何よりも重要なのは

『分かってもらえた』

という安心感だと思います。


それは他者と、社会と繋がるために

必要な経験だと思います。



誰にも理解されないことは孤独です。


自分を分かってくれない人に

助けを求めようなんて

誰も思わないのではないでしょうか。


孤独は人を頑なにします。


無理解はやがて

自分や他者への諦めとなり


他人を受けつけない

支援を拒否する

自分の殻に閉じ籠もる

何でも自己完結しようとする


そういった

本人にとっても周りの人間にとっても

辛い状況になります。




生まれ持った資質も特性も

過ごした環境も見えているものも

全く違う別の人間の気持ちを想像し

言語化するのはとても難しいことです。


それを可能にするためには


本人の立場に立って気持ちを

理解するための正しい知識と


私情や技法に惑わされず

根気よく相手に寄り添おうとする

姿勢が大切なのではないかと思います。




そうはいっても


目の前で癇癪を起こされたり

奇声をあげられたり

行動障害を目の当たりにすると

冷静ではいられません。


仕事なら時間になれば解放されますが

我が子だった場合

そういうわけにもいきません。


日々の疲れが蓄積されて

頑張る気力もないところに


それでも頑張らなければいけないという

重圧がかかり病んでしまうかもしれません。



自分が今どんな気持ちなのか


どんな支援を望んでいるのか


どうなりたいのか


望む結果に繋げるためには何が出来るのか


ブログを書いていると

そういったことが明確化されます。


明確化された目標に向かって

その時々で自分に出来ることをする


そうしてるうちに歳をとり

人生が終わるのかなと思います。


と、このように


着地点を決めないで

気持ちの整理も兼ねて

ブログを書いているので


結局何が言いたいのかよく分からない

ということになりがちです。



今回はこのような流れです↓


こももちゃんが気持ちを言語化して

私に伝えてくれた!嬉しい!

よし、ブログを書こう

『気持ちの代弁』や『言語化』が

大切だと思う理由

でもそれを支援するの大変よなー

着地点どこか分からん

とりあえず言い訳しとこう

どうやって終わったらいいか分からん

(今ここ)


ということで


最後まで読んでくださり

ありがとうございました照れ



こももちゃんと同じ格好で寝てる

猫を発見ニコ