気持ちが溢れて

子供みたいに

大きな声で泣き崩れた。


2023年4月末。

まだA L Sの確定診断前。


自分の中で確信に変わった日。


不安と

恐怖と

私がわたしでいられなくなって行く

絶望感


そして何よりも

子供たちに申し訳なくて

心が苦しくなった。


声が漏れないよう

布団にくるまって

堪えながら涙して


震えが止まらなかった。


でも明け方

押さえつけてた蓋が飛んで

ついに声をあげて泣いてしまった。


あの日から1年とちょっと。


ずっと、また蓋をしてきた。

ポジティブという名の重く厚い蓋。


でも、その蓋がまた吹っ飛んでしまった。


いつもなら

ポジティブに切り替えられてきたはずなのに


その日は

上手く立ち上がる事が出来なくて

どんどん進行していく悲しみを

抑えることが出来なかった。


夫、妹、息子の前で

しばらく

泣き崩れた。