昨年から「コロナウィルスは終息した」「コロナは終わった」
という言葉をよく聞くようになりましたが、
現実に終息してはいない、感染者数も続いているという状況に、
双方が一致していないことに違和感を覚えていました。
そんな中、
先日新型コロナウィルスの終息について、
ある記事を見つけ
今まで感じていた違和感がスッキリしたので、
記録に留めておきたいと思いました。
記事の一部分ですが、
”パンデミックの終わり方には2通りあるという。
1つは医学的な終息で、罹患率と死亡率が大きく減少して終わる。
もう1つは社会的な終息で、病気に対する恐怖心が薄れてきて終わる。
「『いつ終わるんだろう』と人々が言う場合、それは社会的な終息を指している」と、
ジョンズ・ホプキンス大学の医学史学者、ジェレミー・グリーン氏は語っている。
つまり、病気を抑え込むことによって終わりが訪れるのではなく、
人々がパニック状態に疲れて、病気とともに生きるようになることによっても、
パンデミックは終わる、とグリーン氏は説明している。”
「引用元:J-CAST ニュース/新型コロナが終わらない 「第二のインフル」になるのか?」
とありました。
そうか、現実に終息していなくても、
病気に対して恐怖心や関心が薄れたりなくなったりすることで「終息した」と言える、
「社会的な終息」があるのか。
と、今までなんとなく感じていたものが、
言語化されることですごく納得ができました。
医学的な終息が実現することが一番で、
それは誰にとっても「終息」と言えると思いますが、
社会的な終息は、
人それぞれ感じ方が異なると思います。
感じ方が異なることをダメなものとせず、
それぞれの感じ方を受け入れた
社会的な終息であってほしいなと
改めて考えました。