六畳二間の部屋に溢れんばかりの犬、犬、犬
その時の様子のブログです
とにかく、女の子の犬達をまずこの家から出して避妊し、里親に出せる子は皆出していきました。
奥さんは犬好きな方で何頭か家に残したいと言われ、お世話はちゃんとできていたので6頭だけ残してその時の保護は一応終わりました。
そして7年半経った今、この奥さん(今はお婆さん)から電話が入り(最初誰だかわからなかった、、)
「犬のご飯がもうない」と、、
聞けば「お金が無くて、犬のご飯が買えない」と
いうことで、昨日の夜から食べさせてないと聞いたので、取り急ぎフード10キロ買って届けました。
聞けば数年前にご主人が亡くなり、年金が遺族年金に変わり、4分の1になってしまったと。。
自身の生活もかなり困窮していて、今はガスも止まっていて、卓上コンロで調理して食事している状態、、
思わず「お子さんは居ないの?」と聞いてしまい
「子供達は私を嫌っていて、寄りつかない」と。
ご主人が亡くなっても遺族年金は同額入ると思っていたようです💦
とにかく次の年金が支給されるまで、あと1ヶ月もあったので、家にあるガスボンベや他保護さん達からも期限近いフードをいただき、人間の食糧も含めて届けました。
届けた時、お婆さんが「あの時里親に出した子達が可哀想で」と耳を疑うことを言ってきたので
思わず反撃!
「里親になった子達はここに残った子達より数倍幸せになってますよ!15年先を考えない貴方が良くない!危機管理がまったく無い」💢💢💢
と、私はお婆さんを怒ってしまいました。
私が怒ってしまったので、お婆さんも驚き、納得していたけど、、
貯蓄もなく、家も貸家で、これからいったいどうするのだろう、、
とにかく生活保護の申請もしてみて、生活設計を立て直して自分も元気でいて、この子達を看取るまでお世話すること!と強く言い聞かせました。
それでも今後何が起こるかはわからないのですが、、
そんなこんなの毎日でした。
この1ヶ月にも我が家で保護したテンテンに続いて、老人の飼育放棄、長期入院や死亡により取り残された犬猫の保護が続いています。
今まだ保護してないこの子も、亡くなった方の近所の方がお家に置いてくださっています。
飼い主さんが亡くなったシーズー女の子
今、地方からの多頭の保護で、団体さんの引取りもままならない状態です。
動物が好きで、一人暮らしも淋しくて
犬猫と一緒に暮らしたいのはわかるけど、、
自分だけじゃなく、アナタに選ばれて連れて来られた犬猫の未来も考えて飼ってください!
政府がいつも言ってる
”誰も取り残さない社会を作る”
なんて言葉だけ‼️
これから大増税の世の中になり、年金も減り
こんな先を見通せない人々がいっぱい増えて
そこで迷惑するのは、飼い主を選べないペット。
溜息ばかりの毎日でした、、
とか人のことで悩んでいたら、自分自身も大変なことに、、以前から手首の痛みがあり診察したら腱鞘炎と言われて湿布しながら過ごしてきたのですが、痛みは増す一方で、メリマリヒロままさんのご紹介の先生に診ていただいたら、、
なんと、、両手亜脱臼していたという始末。。
ガリガリな魔女の手の様な私のレントゲンです。
本来なら黄色の部分になければならない骨が移動しちゃってるそうで、、痛いわけだわ、、
手の使い過ぎと年齢ですね、、
亜脱臼になると、手術しなければ治らない様で
片手2時間かかるので、両手同時にできなくて
両手やっちゃうと、なーんにもできなくなるし。
メチャクチャ落ちこんでる私です。。
仕事も減らし、家事も家族に十分に慣れていただいてから、望みたいと思ってます。
日々来る保護は、今はココさんがかなり頑張ってくれていて、また後日ご報告いたします。
そんなこんなで
家に居る時間が多くなり、犬達、特に
育ちゃんは大喜びで
お散歩かなり上達してます!!
昨年の冬、私を気づかって温かいお手紙とハンドクリームやリップを送ってくださった井野さん、
そして馬場さん、医療費のご支援をありがとうございます。そして、また手術になってしまったけど、何度も元気に回復させてくださってるひなちゃんママさん、シートのご支援ありがとうございます。皆様に感謝いたします。
人生何があるかわからない。
だから、いろんな事を想定して
準備も大切ですね。
そして、必ず自分の生活にふりかかる政治にも目を向けることも大切です!
kirinrescue1@gmail.com
🌸マコリンハウス🌸