あなたの夢は何グラムですか??
これって減量??
No~!
11歳の息子の夢は330g
これってラケットの重さです。
テニスしている人なら330gのラケットの重さは想像つくかな。
かなり重い。手に取るだけなら軽いけど、これを片手で持ち続けて何時間もプレーしていたらかなり重い。
しかもフェイスが小さい。。。。。なかなかいい所にボールが当たらない。
って事は使うのがむずかしいラケット。
いわゆる上級者向けラケット。とても11歳の子どもが使うラケットじゃない。
HEAD Prestige mid

息子はこのラケットを2本も持っていて毎日5時間くらい炎天下で使っている。
なんで2本も持っているのかって??
最初のラケットは東京で彼の指導をしてくれていたオーストラリア人コーチからアメリカ来る前に頂いたもの。
そして2本目は6月から通うサマーキャンプで指導してくれているベトナム人コーチから突然いただいた。
どちらもコーチ自身が使っていたものを譲り受けた。思い入れのあるラケット。偶然同じラケット。
この重いラケットのおかげか、彼のストロークはすごい。彼の打つ球は子どもとは思えぬスピードと重さ。
でも諸刃の剣でもある。
まだ体の小さな彼にはラケットが重すぎて、左右に振られてしまうとバランス崩す。
面が小さすぎてボレーにも向いていない。
なかなか試合で勝てないのはラケットのせい??
これでもかってくらい攻撃的なショットばかり打ってアウト連発して自滅しちゃう。
決まればかっこいいけど、安定感、ないない(。>0<。)
他の子が使っているようなジュニアラケットにしたら???
いくら言っても息子は聞かない。
「ぼくにはこのラケットしかないんだ。安定感がないのは足のせいでラケットじゃない(-з-)」
頑固にラケットを離さない。
どうしてコーチ達はこのラケットを彼にくれたんだろう?偶然にも2人そろって同じラケットなんて。
どちらのコーチもジュニアのトッププレイヤーを育てている優秀なコーチ。
今日、思い切って聞いてみた。
そしたら、コーチの答えは
「あのラケットは彼には重いよ。11歳の適正ラケットはジュニアラケットかな。」
へ??
じゃあなんであんなラケットくれたのさ~(`Δ´)/// 私の心の声が高まる~
「でも彼はあのラケットに思い入れがある。きっと他のラケットをお母さんが買っても彼は使わないよ。」
そりゃあ~そうでしょうよ。尊敬するコーチたちからもらったラケットは宝物だもん(-з-) なんとか使いたいでしょうよ~。ぶつぶつ(あくまでも心の声)
「あんなに重いラケットを使うには身体全体を使わないと打てない。彼は他のジュニア選手とはまるっきり違う身体の使い方をしているよ。膝をおとして足を開いて下半身の力をうまく利用している。ラケットが大きくて楽だと手打ちになりがち。」キャンプでテニスしている子ども達を見て説明してくれた。
でも、あのラケットのせいで安定感がないんですけど。。。。。バランス崩しやすいし。。。。。
「試合で負けてる息子を見るのは辛いと思うケド、今は仕方ないと思ってほしい。あんなに重いラケットを使いこなせるほど今の彼には力がない。でも基礎の身体の使い方を覚えるにはとてもいいラケットなんだよ。長い目でみてやってほしい。彼は必ず強くなるから。」
負けてる息子を見るのは辛いです。本当に。。。。。
「彼は今まで指導して来た選手のone of the bestsだよ。秋からも私に任せて欲しい」
最近息子の負け試合を立て続けに見てブルーになっていた私。(´д`lll)
たった1ヶ月しか習っていないこのコーチだけど、彼の言葉には説得力がある。
このコーチは全米ランキング上位の選手を育てている実績がある。しかも生徒に対する愛情を感じる。
このひと言で私の中のもやもやが晴れた~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
息子の夢はHEAD Prestigeを使いこなしてチャンピョンになること。
200g台のラケットしか使えない私には彼の夢の大きさが理解できませんでした。
コーチたちが息子に夢のラケットをバトンタッチしてくれていたんだな~と気付く。
親が信じてあげなかったら子どもの夢は育たない。
330gを信じてあげようっとо(ж>▽<)y ☆
みなさんの夢は何gですか~??