釣行三日目の朝も目覚ましで目覚めた。

一昨晩に続き昨晩も良く眠れたようだ。

サーモンフィッシングの二日目が始まる。

昨日よりやや早い時間に旅館の外へ。

今朝は若干、薄暗い中 弁当と餌を取り旅館を出発する。

明るくなり始めているが霧が立ちこめている。

今朝もヒンヤリした空気の中、町を抜け釣り場へ向かう。

足下が見えるようになった頃、管理棟に到着。

昨日と同様に管理棟で受付をして許可証(腕章)とライセンスをベストへ付け

車に乗り込みエサ釣り場へ向かう。

昨日と同じ駐車スペースへ車を入れると今朝も既に数台の車があった。

車を止め直ぐさま支度をし川へ降りる。

竿を出せる時間までまだ少し時間があるが主要なポイントではもう竿を振っている。

朝陽が差し込む中、師が過去に実績のあったポイントへ向かう。




師の勧めるポイントに着き、師から20メートルほど下流で竿を延ばし仕掛けをはる。

ハリスは昨日より細い3.0号に。

餌は昨日と同じイカの短冊。

手前の筋から慎重に仕掛けを流してゆく。

順番に流してゆき対岸に張り出しているブッシュのギリギリの筋を流しきる直前にアタリが来た。

が、タイミングが僅かに遅れてハリがかりはしなかった..

これで目が覚め、一服した後に同じ筋へ。

何投かののちアタリが出ないのでポイントを下流側へ移動。

ここでも何投かするがアタリが出ない。

すると師が手招いている。

師も同様な状況のようだ。

ここで気分を変え、朝食をとる。

今日の特製弁当もボリューム満点。


休憩後、師と話し合い昨日釣れたポイントへ移動。

途中、流れ込みのところで竿を出している人と情報交換をしたが

いまいちの様子。

昨日のポイントに付くと先客が居たが話をつけて下流側に割り込ませてもらう。

ここも手前から順番に流れの筋を慎重に探ってゆく。

ここでは2投目にヒットした。

昨日釣り上げたものより引きが弱いが、本日の初物なのでやりとりを愉しむ。

今日の初物は60cmほどのフレッシュなオスだ。




師はガンガンの瀬頭から強い流れの中を探っている。

と、見てる間にヒット。

瀬尻のほうへ下ったあと上流へ急旋回し水面を割ってジャンプ!

一旦、流れに戻るが直ぐさま又ジャンプ! そしてまたジャンプ!

これで死力を尽くしたのか下流の緩やかな流れに誘導され御用。

豪快な3連続ジャンプを見せてもらった。

初日から是非ともセッパリのオスを釣ってみたいという

憧れをここに来るだいぶ前から抱いていた..

今回、憧れが現実になるのか...


続いて流れの筋を変え手前から順番に流れを探ってゆく。

流心の奥の流れで本日2本目が掛かった。

掛けた場所が場所だけに流れを下らせ緩い流れに誘導しようと

竿を下流へ向けると下りだす。が、魚が下るスピードが速い。

竿がのされないよう自分も下流側へ走る。しかし余り走らせても..と

マスを止めた次の瞬間、対岸側へ急旋回し水面を割ってジャンプ!

ハリスが緩み過ぎたり張り過ぎないようテンションを調節しながら

自分は岸側へ徐々に後ずさりし魚も岸側へ誘導。 本日3本目を上げる。

やりとりにもだいぶ馴れ、余裕も出てきたがその後、しばらくアタリが遠のいた。


しばらく退屈な時間が流れ昨日、初物を上げたポイントに近い流れに仕掛けを入れる。

流心近くに沈んでいる石の前にさしかかった時、僅かに「コッ」とあたった。

と、同時に上手く針掛かりした。

すると直ぐに今まで掛けた中で一番の重量を感じる。

針掛かりした付近からあまり動かない・・

「まさか白鮭?」と、頭をよぎる。

このままでは、いつまでたっても上げることが出来ないので竿のテンションをさらに強めた。

すると魚は流心をゆっくり上流へ動き出す。

ジャンプに備え、テンションをコントロール出来る心の準備をする。

すると急に速度を上げ、テンションが一気に強くなった瞬間、下流に向いたと同時に

ジャンプ!

あまり勢いの良いジャンプではなかったが着水後、マスがカラダを横に向けた瞬間にかかった

チカラがスゴイ... 今度は下流にグイグイ引っ張られる...  竿は手元から弧を描きのされそう..

それを止めたとき一瞬、マスのカラダが浮いて背っぱりのオスだとわかった。

しかし今度は対岸方向へ走る.. それに合わせ自分も対岸方向へ。

この位置なら流心の流れも緩くなっているし、上流の根に入られないよう気付ければと

体勢逆転へ。

岸側へ徐々に後ずさりしテンションをかける。 今度は走らない... 

チャンスとみて後ずさりのペースを上げる。

マスはゆらゆらと岸に近づいてくる。

そしてマスの背中が横になり、尾ひれが砂地で跳ねているのを確認し竿を担ぎマスのところへ。

立派に背が張った65cmのオスのカラフトマスだ。 念願の背っぱりのオス..

昨日の初物以上に満足感に浸った。






今までで一番のファイトをした。改めて野生のパワーの凄さが手の感触に残っている。

しばしマスの魚体を眺めファイトの余韻に浸った..

余韻から覚めると昨日と同様いや、それ以上の満足感を感じていた。

集中力が無くなっていたがその後、やりとりを楽しむためハリスをもう一段細く2.5号へ変更。

その後もポツポツとヒットし竿とハリスのテンションを調整することを試行錯誤。

結構やりとりは問題無いようだ。

3本がジャンプでバレ、1本追加で上げたところで納竿とした。