こんにちはmacomocoです。
今回は屋号
macomoco
の由来となった
私の名前についてです。
自分の名前は好きですか？
嫌いですか？
私は大嫌いでした。
『まこと』
と言えば男の子だと思われるし
私が幼稚園の頃は
楳図かずおのマンガ
『まことちゃん』が大流行。
いつも鼻水を垂らしている
この主人公が大嫌い。
『まことちゃん』
と聞いた人は
『ぐわし』の手をして
悦に入る。
だから
私は自分の名前を
言うのも呼ばれるのも
イヤでした。
私は
このマンガの主人公が
男児なのか女児なのかも
わかりません。
それくらい嫌い。
「なんで『子』や『美』がつく
女の子らしい名前にしなかったのか」
と父に何度も食って掛かり
そのたびに父は
『子』と『美』の
漢字の成り立ちから説明し
『まこと』が
いかに良い名前かを
説いてくれたけれど、
そんな事には
聞く耳を持たず
「大きくなったら絶対に改名する！」
と心に決めていました。
もうね、
小野妹子ですらうらやましかった、
男性だけど。
周りの友達が
自分の名前の漢字を説明するときに
「美保子です。美を保つ子と書きます。」
とか
「美恵子。美に恵まれた子で。」
（どの口が言ってんじゃー）
とか…
なにそれ、私も言いたい！
絶対改名！！！
と思っていたけれど
大人になるにつれて
「素敵なお名前ですね」
（お世辞だろうけど）
とか
「まこと って名前、
中世的で憧れていたの」
（マジ～？）
と言われるようになった。
だんだん自分の名前が
好きになってきて、
むしろ親に感謝していた。
名前って自分でつけるわけではなく
両親や祖父母が
生まれてきた
愛しいわが子へ
将来の願いを込めて
付けるものだと思う。
どんな名前にも夢や希望がある。
だからこそ名前は大切なんだね。
でもやっぱり恥ずかしげもなく
「美に恵まれた子と書いて美恵子です」って
言いたかったなー。
まこと だけど。
で、以前は「まこっちゃーん」と
池袋ウエストゲートパークの
キングばりの呼び方をする人が
多かったけれど、
最近は普通に
「まこちゃん」って呼ばれる。
まこちゃん
って響きもかわいく思えてきたから
今は自分の名前が大好き。
そんな私の作家名がmacomocoです。
これからもよろしくお願いします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。