ダラクダラクダ・10話 安らぎよりも堕落やろう。
この間、リョウシンジャーがやってきて、いろいろ大変だったけど、結局あまり生活は変わらないんだ。人間そんな簡単に変わるものじゃないさ。
「おっつかれぇ」
わーれは、らくだ、らくだ、らくだだ、だらく、だーらくだ、だらくだ、だらくのらくだ。らくだ、だ、だっだっだっ、わーれは、らくだ、らくだ、だっだっだっのらくだ。だらくだ、らくだ、にゅぅ、わぁーん、だぁー、あ、らんど。
ラクダは今日も僕のアパートにやってきた。いつも僕の生活はニートのように家から出ない。ちゃんと働いているんです。安月給19万3千円で働いてるんです。ボーナスは15万円しかありませんでした。出るだけ幸せです。きっとそうなのです。
はぅ!ついムダな告白をしてしまった!軽井沢のぶき!だぁーいしったぁーーい!
と、心の中で一人で騒いでる。
でも、税金高いし、アパートの更新料払わなくちゃならないし、何も買えねえ。いつだって貧乏だ!どうせ俺は、びんぼーーーーだーーーーーーー!
と、心の騒ぎが止まらない。
「とぅ!大丈夫か、軽井沢青年。今、わたしが君を助けにやってきた!」
リョウシンジャーがやってきた。
「なんだよ。またおまえかよ」と、ダラクダラクダが言う。
「今、わたしには軽井沢青年の心の苦しみが聞こえたんだ」
「リョウシンジャー!今日は緑色じゃないか!」
「そう、今日は緑のコスチュームに変えてみた。その名も、リョウシンジャーァ、グリーーーーン!」
コスチュームを変えたって、おまえ一人二役かよ。と、心の中で、ドンビキの僕。
「わたしが心の安らぎを君に与えてあげよう(にっこり)」
(にっこり)は仮面でわからないので自分で言っていた。
「その必要はないぜ!彼はこのラクダさんが楽にしてやってるんだ」
「おまえのやっている事は!安らぎとは違う!この!堕落野郎!」
「めんどくせーな、やるのかよ。この緑亀野郎!」
「むむむ、わたしは亀ではない!」
ラクダは立ち上がる。(さっきまで寝っ転がって、鼻くそをほじっていた)
「食らえ。堕落の鼻くそ!」
それを使うのか!
「むむむ、なんてお下品な!わたしの美しい緑のコスチュームをそいつで汚そうというのか!そうはさせないぞ」
「ええい、ええい」
「おい、やめろ!それはやめろ!」
ラクダはリョウシンジャー緑に迫る。
緑は玄関へと逃げてゆく。
「く、くそ、覚えていろ!いつかおまえを倒してやるからな!」
そう言って、リョウシンジャー緑色は去っていった。
ラクダは鼻くそを壁にこすりつける。
「うわっ」と僕は言う。
「まあ気にするなって、その内かぴかぴになって、ちょっとしたただの汚れになる」
そう言って、ラクダはまた寝っ転がる。
僕も何かを考えるのが、めんどくさくなった。
毎日の生活が続く。毎日会社に行って、帰ってダラダラして寝る。金がない。けど、節約とかもめんどくさい。借金せずに何とかやっている。なんとか地デジTVだって買ったんだ。テレビを観ながらダラダラするぞ。明日も仕事だ!
毎日毎日、僕の部屋は汚れていくけど、これで生きていくんだ。毎日毎日、新しいアイドルがTVで生まれる。僕はそれに喜んで生きていくんだ。
僕は今日も、ダラクダラクダと共に生きている。
(なんだかわからないが、つづく、である。)