新世界44-伝文 9 | 小説と未来

新世界44-伝文 9

夢は想像するものでなく、生まれてくるものだ。


君がしようとしなくても、


小さな一つ一つの情報が集まり、君の夢は作られてゆく。


君の脳は勝手な夢物語を描いてゆく。



君の周りに集まる一つ一つの記憶。


未来がそこへと繋がろうとしている。



君は何もしていないつもりだろうけど、


小さな一つ一つ行動が君を未来へと繋げているんだよ。


やがて君が辿り着く未来への情報は、今も少しずつ蓄積している。



僕は夢を見る。


未来の夢は僕の情報を基に作られていた。


2012年春の暖かい一日には、深い眠りが僕を誘っていた。


夢に誘われ、僕は夢を作り、自業自得のように夢は僕を…。