今日のブログは「アンパンマン」の生みの親でもある、やなせたかしさんです。
昨日は、やなせたかしさんの母親の登喜子さんについて書きました。
よく、生年月日が同じなら占いの結果も同じになるのでは?と質問されますが、性格や気質は似るかもしれませんが、育った生育環境が異なれば、運命も異なるのです。
今日は、やなせたかしさんが成功を収めた理由を、算命学的に探っていきたいと思います。
やなせさんは、5歳の時に父親の清さんが病死され、小学生の時に、母親が再婚したので叔父の家に預けられたそうです。
確かに、現実的にはとても寂しかったでしょうし、苦労も多かったでしょうが、算命学的には、運命学的には、母親の登喜子さんから離れてよかったのです。
算命学の専門的な見方になりますが、母親の登喜子さんの癸水(きすい)から見て、子供は乙木(おつぼく)です。
乙は花を表します。
花が育つには、太陽と水が必要ですが、癸水という水が多すぎて、乙は育ちません。枯れて腐ってしまいます。
もし母親の傍にいると、子供は病弱になったり、だめになっていく可能性が高いのです。
世話を焼くほど、過保護にすればするほど、子供はだめになっていきます。
何らかの理由で母親の傍にいない方が、よいわけです。
そして、やなせたかしさんの星を見てみましょう。
やなせさんは、日干(にっかん)己土(きど)です。
己土というのは、広い大地、低地、大衆を表します。
漫画なら、大衆受けする、お茶の間で家族揃って観れるような作品を描いた方が売れます。
アンパンを題材にしたのがよかったのです。
アンパンは、誰もが知っていて、安く、庶民が手にいれやすい食べ物です。
そして、奥様ののぶさんと結婚されたのも、やなせさんにとってはラッキーだったと思います。
やなせさんの己土にとって、配偶者は甲木(こうぼく)になります。
1つ出ています。
しかし、甲にとっての配偶者である己土は2つ出ています。
つまり、やなせさんと結婚される女性は、2回結婚する運気を持っているということです。
初婚の女性と結婚すると、何らかの理由で離婚もしくは別離の可能性がありましたが、のぶさんにとっては再婚だったそうですので、避けられました。
そして、母親は丙火(へいか・太陽)です。やなせさんにとっては、大地を暖める、大切な存在です。
寂しさを埋めるために、絵を描いていたのでしょうけれど(ドラマでよく出てくる場面です)。
本当はずっと一緒にいてほしかったけど、一緒にいたら、やなせさんの「アンパンマン」は存在しなかったかもしれません。
もっともっと説明したいところですが、ここまでにしておきましょう。
今日もブロブをお読み頂き、どうもありがとうございました。



