この時期、大学を残念ながら不合格になった人や新しく受験生になる人が予備校選びに迷っているという状況であろう。そういった方達のために老婆心ながら、私の持つ福岡の予備校事情について知っていることをここに記載したいと思う。少しでもお役に立てれば幸いである。
・福岡の4大予備校
福岡市内には河合塾、駿台予備校、代々木ゼミナールに加えて北九州予備校の合わせて4つの大きな予備校がある。また、四谷学院や医療系に特化したもの、大手予備校の有名講師が独立して経営しているものなど大小様々な予備校もある。多くの受験生は上記の4大予備校から選ぶことになる。以下、4大予備校の特徴について、私の知る限りの情報を記載していく。
・河合塾
河合塾福岡校は天神や薬院に近く立地的に理想的な場所にある。また、予備校のすぐ隣に寮が設置してあるので福岡以外の九州の受験生には利便性が高い。特徴としては、福岡に拠点を置いている有名講師が多いというところだ。例えば、世界史選択の受験生は誰もが知っている「実況中継」の青木裕司や「ネクステ」の瓜生豊などである。また、4大予備校の中では校舎が一番新しく、ガラス張りで綺麗である。
・駿台予備校
駿台予備校福岡校は天神に程近い大名に立地してある。近くにバス停はあるものの主要の駅から少し離れた場所にある。特徴としては、関西から出向している実力講師が多いこと。私が現役受験生であった頃は竹岡広信なども出向していた。生徒の質が比較的高い。授業は他の予備校とは異なり50分授業を採用している。
・代々木ゼミナール
代々木ゼミナール福岡校は博多駅から徒歩10分のところに立地。特徴としては、東京の本校で映像授業を担当している有名講師が出向している。また、その有名講師のオリジナル授業、「フレックスサテライン」など映像授業が別途追加料金を払えば受講することができる。ただ、校舎内にフリースペースが用意されていない。(一般の教室を解放したスペースはある。)
・北九州予備校
北九州予備校は福岡の中では所謂「3大予備校」に匹敵するほどの知名度がある。博多駅から徒歩10分のところに立地。特徴としては、保護者や高校の教員などからの支持が他の予備校よりも高い。というのも、高校の延長線上にあるようなカリキュラム、出席率重視などである。
どこの予備校もそうだが、最近の予備校は保護者受けを狙い、生徒を管理する方向が強まっている。生徒の出席率や成績などを直接保護者に報告するなど、私が現役受験生であった頃にはなかったシステムなどが導入されている。もともと、北九州予備校はそういった傾向を昔から取り入れていた。そのため、支持を得ていたのであろう。逆に、代々木ゼミナールは他の予備校よりも生徒の管理が比較的に緩い感じである。
予備校選びは(どの予備校を選んでも成績が伸びる生徒以外)大学の合否を左右するものである。全ては自己責任。だからこそ、慎重に選ぶことが望ましい。予備校選びに成功する人が少しでも多くなることを祈っている。