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「ある阿呆」の考察

明治大学商学部卒。
農業、日本語教育を生業とする。
日々感じていることを表現してみたいということで
稚拙な文章を書いています。

我が家には「唐箕」が小屋の中に保存してある。

「唐箕」と言えば日本史の江戸時代で使われた農具として

教科書や資料集に紹介してある。

であるからして、「唐箕」=「江戸時代の農具」という

イメージがある。

しかし、昭和に入ってからも使用されていた。

少なくとも1960年代くらいまで米作りをしていた

どの農家も所持していたらしい。

なぜ、私の家にまだ唐箕があるのかと言えば、

30年前、家の新築した際に、亡き祖父がまだ使用する目的で

小屋に置いておいたそうだ。機械化されて使用されなくなった

木製農具は破棄されていた。

地域差はあるだろうが、江戸時代に作られた農具が戦後まで使われていたことは(勿論、新しく作り直されて)

意外な事実であった。