「ある阿呆」の考察 -38ページ目

「ある阿呆」の考察

明治大学商学部卒。
農業、日本語教育を生業とする。
日々感じていることを表現してみたいということで
稚拙な文章を書いています。

 

 

 野島博之先生のご著書である「謎とき日本近現代史」を私なりに考察してみた。

 

 この著書に書いてある「問い」は日本人の日本史受験者だけの「問い」なのだろうか。私はそうではないと考える。

 

 日本史受験者だけではなく、日本史を勉強する人ならば誰でも「なぜだろうか」と思うはずである。

 

 言うなれば、海外の日本の歴史、文化を学ぶ人たちも同様に疑問を持つだろう。「第一の問い 日本はなぜ植民地にならなかったか」や「第九の問い 高度経済成長はなぜ持続したか」は特にそうだろう。

 

 実際に私はこの本をもとに、シカゴ大学の学生で日本について勉強している友人に「第一の問い 日本はなぜ植民地にならなかったか」を日本語と私の拙い英語で説明してみた。

 

 結果として、「面白かった」という感想をもらえた(本心かどうかはわからないが)。

 

 つまり、国際社会で活動したい日本人がこの著書に書かれている「問い」を外国人から質問されたら、きちんと答えられなければならないのではないだろうかと考える。

 

 私の経験ではあるが、1年前、ソルボンヌ大学の学生に「英仏百年戦争において、イギリスのエドワード黒太子やロングボウを使うイギリス軍を相手に劣勢に立たされたフランスが最終的に勝利したのはなぜなのか」と聞いたところ、「新兵器の発明によるところが大きい。」と即答された。

 

 この経験により、フランスの最高峰の大学であるソルボンヌ大学の学生を模範とすべきだと感じた。

 

 話が脱線気味になったが、私が何が言いたいかというと「謎とき日本近現代史」という本は国際的な場で活躍したい人には必読書であるということだ。