家族の支え | Texas Rose Cafe

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Family/Hubert Laws

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僕がフュージョン系の音楽を聴いていたのは1979年前後のほんのわずかの期間だったので、持っているLPもほとんどがその時期に発売になったものです。今回実家から持ち帰ってきたヒューバート・ロウズの『Family』も1980年に発売されたそんな中の1枚です。しばらくCD化されていませんでしたがここ数年で中古屋さんにも並ぶようになったので、知らない間にCD化されてたんですね。

ヒューバート・ロウズは6人兄弟の一番上ですが他の兄弟も音楽の道を歩んでいたようです。本作では「Family」を一番下の妹デブラが歌ってますが、その後デブラの姉(もちろんヒューバートの妹ですが)のエロイーズが唄うバージョンが日本のみでシングル盤としてリリースされています。6人兄弟の長兄であるヒューバートが家族を愛してるのはもちろんですが、デブラが“幸福な人生は家族の支えがあってこそ”と唄うときのFamilyとはもっと広い意味での家族のような気がします。それは例えば仲間とか幼なじみとか別の言葉に置き換えることも出来るんじゃないかなと思うんです。

さらにこのアルバムの発売当時、ジャケットのインパクトはかなり大きな物がありました。見るからに微笑みたくなるこのジャケットからは“人種を超えた支えあいこそが地球に平和と幸せをもたらすんだよ”という強いメッセージも感じ取ることが出来ます。そしてこのアルバムのリリースから2年後にスティービ・ワンダーとポール・マッカートニーが「Ebony and Ivory」で人種の調和を唄うことになります。



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