処女航海 | Texas Rose Cafe

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処女航海/ハービー・ハンコック

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ウェイン・ショーターと共にブルー・ノート新主流派の頂点にいたのがハービー・ハンコックです。1962年にブルー・ノートから初リーダー作「テイキン・オフ」を発表すると同作からは「ウォーター・メロンマン」が大ヒットし、1963年にはマイルス・デイビス・クインテットに参加するようになります。ブルー・ノートのアルフレッド・ライオンはハービ・ハンコックの斬新な音楽性に気づくと、どんどん同じタイプのミュージシャンと録音をさせました。

マイルス・クインテットの参加とブルー・ノートでのセッションがオープン・マインドのハービーに与えた影響は計り知れないものがあったと思います。マイルス・クインテットに参加してから2年が過ぎて発表したのが本作「処女航海」でした。

当初本作のタイトル曲は男性化粧品のCM用にメロディーだけをハービーが提供したものでした。TV-CMではヨットが映るシーンにそのメロディが流れ処女航海の香りというコピーが付けれられてたそうです。そのメロディーにハーモニーを付け加えクインテット用にアレンジしたのが「処女航海」というタイトル曲で、さらには処女航海にまつわるエピソードをアルバムとしてまとめたのが本作なのです。





2007年のライブでウェイン・ショーター(ts)スタンリー・クラーク(b)と共演してる映像がありました。よかったら視聴してみて下さい。





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