若いころ...

 

よーいドン

スタート!

 

ぼくら いっせいに

走り出した

 

自分の未来は

ずっと 明るい 

って思ってた

 

楽しい日々が

ずっと続く

って思ってた

 

つまづいてるやつ見て

しめしめ

って思ってた

 

思うようにいかへん時

明日は明日の風が吹く

って思ってた

 

しょうもない常識なんか

やっつけれる 

って思ってた

 

いきがってた

 

みんなで

幸せになろって気持ち

なかった

 

自分が 年老いてくなんか

思ってもみなかった

 

けど 今は違う

 

みんな それぞれの道を

走ったり

歩いたり

こけたり

休憩したり

けがしたり

病気しながら

必死で頑張ってきたんや

 

なんで 一等賞で

ゴールせなあかんの?

 

ええやん べったでも

自分だけの 自分の

走ってきた道

 

自分から ジブンへの

人生の表彰状

 

追伸

スガシカオさんの詩から

インスピレーションを

もらいました