平成23年3月20日(日) 大阪 海遊館 天保山
3月11日に東日本大震災が起こり、軽はずみに「頑張って」とも言いがたい惨状です。そのような中、私は神戸の1人暮らしの叔母を訪ねた帰りに、気分転換と思い、大阪の海遊館へ行ってきました。
11:00曇り空の中、地下鉄中央線の大阪港駅から10分程度歩き、海遊館に到着すると、待ち時間40分の表示と大勢の人の列ができていました。連休の中日ではありますが、被災地や計画停電等自粛ムードの東京の現状からは全く考えられない盛況です。若いカップル、ファミリーが中心ですが、これも現実なのでしょう。
11:40チケット(2000円/1人)を購入し入館してからも大変な混雑です。全面水槽のトンネルを通り、長いエスカレーターで8階まで上がり、そこから大水槽を中心として回遊式に下りて行くといった造りです。
お目当てはやはり世界最大の魚ジンベイザメです。海遊館は昨年行った沖縄のちゅら海水族館と違い、大水槽をぐるぐる廻る造りなので、何度もジンベイザメを探して見ることができます。ただ残念なのは、6メートル程度のジンベイザメが1匹しかいなかったことです。また水槽内も濁った緑色で、ちゅら海水族館の澄んだ水色とは大違いだったことです。それでもジンベイザメは巨大で、子供たちは大騒ぎで心を洗われる気持ちになります。
その他、定番ですがペンギン、イルカ、カワウソ、ラッコも大人気でした。写真の中央のペンギンのひなが、ぬいぐるみのようでなんともひょうきんでした。でも、個人的にはジンベイザメに次いで巨大なマンタと各種クラゲに興味心身といった感じでした。
14:00館外に出ると小雨もよう。まだ40分待ちの列は続いています。隣接する天保山マーケットプレイスで昼食をとり、日本で1番低い山、標高4.53メートルの天保山登頂をめざします。
15:00小雨の中、約7分で海岸沿いの天保山公園へ到着。海遊館と違い、全く人もいません。どこが山頂か判らず探すこと5分、オベリスクのような明治天皇記念碑の横に、ひつそりとその二等三角点がありました。どうしてこれが山なのか謎ですが、こんな簡単に山に登れるとは、いい話の種になると思います。看板を見ると近所の店舗で「登頂証明書」も発行してもらえるとのことです。
東北の被災地の状況が、毎日テレビ等で報道されています。旧約聖書の中にソドムとゴモラという退廃した町に神が天罰を与えるという話があります。この大震災が天罰だとすると、なぜ東北なのでしょうか。殆どの町村は過疎化しており、高齢者中心の穏やかな場所で、犯罪等も少ない平和な地域です。テレビ等を見ていても、自分が被災者なのに他の人たちを気遣う方々ばかりです。東京で同じ状況になった時、同様な気遣いができるでしょうか。改めて「やはり神様はいないんだなぁ」と考えてしまいます。我々にできることは、節電、義援金といったことと共に、多くの犠牲者がでた今回の大震災を無駄にしないよう、全ての人に、いたわり、助け合いの心を宿してもらうことだと思います。