こんばんは~


今日は表参道でレッスンした後、ダッシュで移動して

どーしても行きたかった講演会へ。


「母子のための発達障害 講演会」


発達障害については保育士試験の科目である「発達心理」「小児保健」などで勉強しましたが、

実際に保育現場に立ち、戸惑うこともあるので、勉強したかったのです。


実際に発達障害をもっている アズ直子さん  と、

発達障害の子どもを育てた 松戸みゆき  さん


このお二人のお話を聞きたかったのです。


講演そのものも非常に興味深いものでしたが、

聴講者の方々の声も、勉強になりました。


30代、40代になってから発達障害と診断されるケースも多いようで、

驚きました。


うつ病や統合失調症と診断されていても、実は発達障害ということがあるのです。


また、


「空気が読めない」

「片づけられない」

「思ったことをすぐに口にしてしまう」

「人とのコミュニケーションが苦手」

「何か(音や臭いや汚れなど)に対して過敏」

など。


個性だと思っていることが、実は発達障害の症状かもしれません。


子どもに関して言えば、

「落ち着きがない」

「ずっと手を洗っている」

「いつも肩が上がっている(過緊張)」

「一つのおもちゃに固執する」

などの個性も、もしかしたら発達障害かもしれません。

(私は医師ではないので診断はできませんが)


ゴッホやエジソンなど天才も、発達障害の一つ、アスペルガー症候群だったと言われています。

日本人でも イチローや さかなくん など、

特定の分野で卓越した能力を発揮しているため、アスペルガーではないかと話題になっています。


「障害」というくくりにすることに対しては賛否両論だと思いますが、

中には

「人ととのコミュニケーションがうまくいかない理由がわかってよかった」

と思う人もいるそうです。



今日の講演会を聴いて


まず当事者がそれを認め、周囲にうまく伝えること。


周囲は理解し、傷つけないようにサポートすること。


が大切なのだと思いました。


最近、「子どもと食・運動」の関係についてずっと考えている私ですが、

発達障害の子どもにおいてだけでなく、全ての子どもに、

食育と運動指導を。


これを実現したいとあらためて、思いました。