2/17 門出二人桃太郎 - 幕見も修羅場 | Sleepless Town - in Tokyo-

2/17 門出二人桃太郎 - 幕見も修羅場

TV効果なのか、中村屋SPの放映後にチケットがパーッとなくなり(1等席も)、二人桃太郎をみるには幕見のみとなりました。
 
 
本来は18日を予定していたが、12日の初午祭で外に出たときに「売切」の看板をみたので係の人にきくと
 
みなさん朝からお並びます。
 
とのこと。それなら、平日しかない。たまたま友人が「17日は休み」だったので、他の用事とつなげて平日並びに参加しました。
 
東京西部-東銀座-横浜の大移動(爆) それぞれ別件っす。
 
邦楽ジョッキーをききながら移動。しかし、JRの通過区間と地下道では電波がダウンしてノイズだらけ。後日録音できこう。ゲストの猿弥さん面白すぎ。
 
暗記パン食って関西弁ができるとか、あればいいが ですって。
 
並び到着が11:40 予定より遅かった。すると「お立ち見でのご案内」と。
そして、13:17には「販売終了」と相成りました。その間に抜ける人、昼の部と間違えて並んだ人が移動などがあり多少はへったものの97,98番で購入しました。
 
とにかく、こんなに動きがはやいのは初めてです。昨年、一昨年の襲名公演でも
昼の部なら9時に並べば楽勝だったのに。昨年の秀山祭の千穐楽よりも激戦です。
 
購入後は1F売店へ。写真が・・きてない。松緑、染五郎は「まだです」
クリアファイルと、常時ストックの玉三郎ポスカ(阿古屋)を買いました。
どの役も美しいので余裕があれば全部買いしたいほどです。
 
16:10ころに91番以後の入場がスタート。とりあえず花道がみえる上手にGO.
 
すると、2列目のおば様が「2席あいてます」と声をかけてくれました。
お礼をいって、無事着席。
 
 
ですが、TV効果のおかげで「お茶の間ファン」が多数来たようです。
観劇ルール4項目のうち、2項目にxがつく方がいました。
 
友人Aの斜め前2名:前のめり (係員にお願いして姿勢リセット)
私の右2名:小声でお話。端の人がいちいち「ふーん」とうなづくのが耳障り。
 
あらすじがわかりやすいので、今回はひいたが「熊谷陣屋」や「仮名手本忠臣蔵」で
やられたらレッドカードものです。
 
お話は誰もがしってる桃太郎が2人で鬼退治にいく、それだけ。
なのだが、ツッコミ所満載です。
 
 
・さきにばあさん@時蔵が登場。山からじいさん@芝翫がくる。
この2名をみてると「じいさんばあさん」を連想するのは私だけ?
(そちらもみたくなります)
 
・じいさん・ばあさんがモモを発見したときはバケツ程度だったが3段階で大きくなり、家の前で割る時は0歳児が入るサイズになってた。
・桃太郎二人なのに、それに関する追求なし(A,Bの区別なくていいんか)
 
・突然お供でやってきた犬・猿・雉の顔が3者、いえ3匹3様。
猿が一番ジミで個人的にはトーンダウン。雉は派手だが、鬼退治にはたいして役にたたない。
 
・桃太郎のお見送りにきた村人に緑さん(松緑の弟子)発見。
・見送り時に舞台衣装のまま口上がある。菊五郎を筆頭に、幹部俳優と勘太郎・長三郎があいさつ。長三郎はしっかりあいさつした。
 
・鬼が誰と誰だかわからない。基本、筋書は写真が入っての購入なので、音羽屋の役者かと。
・鬼退治の場面では、さすがに背がとどかないため黒子のヘルプで刀を振り回す。
・客席から「可愛い」の声がでた。
 
・お兄ちゃんはよい役者になりそうな気がします。中村屋は稽古が厳しいからね。
 
幕が下りる前の猿の遠くをみる顔がよかった。
 
30分程度の演目ですが、役者が多数でてきてあれこれ詰まっているので初心者には楽しめます。