1/21 シネマ歌舞伎 阿古屋
東劇で阿古屋を見ました。
バックステージ、稽古の映像から映画が始まります。
玉三郎が初役の菊之助や亀三郎にあれこれ説明したり、演奏家に音調の調節を指示したりと大変です。
奴たちの指導をする人も映りました。
裏方の楽屋も紹介。阿古屋は三味線・琴・楊弓が必須のため、万が一のために舞台裏でプロがスタンバイしているとのこと。
衣装、床山、照明と準備を整えてから本番へ。
若いころから三味線などの稽古をつみ、「すべてはこの日のために」と研鑽してきた玉三郎。稽古に熱が入るのも、後輩に伝えなくてはという危機感があるのではと
思います。
現在、阿古屋を演じられる唯一の俳優。
ただ、他の芝居とちがって3種の演奏ができることと、「ただ弾くだけでなく、思いをこめなくてはいけない」とか。短期間で習得できるものではなさそうです。
映像も舞台でみた時同様に美しいものでした。
終演後は歌舞伎座にGO. シネマと幕見のWです。